
「せっかく連チャンしているのに、急に終わってしまったらどうしよう」「この台、どこまで出るんだろう」
パチンコを打っていて、ふとそんな疑問を抱いたことはありませんか。特に最近の台は爆発力があるため、実質的な出玉の上限である「コンプリート機能」について気になっている方も多いはずです。
もし自分が打っている最中に強制終了の画面が出たら、残っていた確変や時短はどうなってしまうのでしょうか。また、スロットやスマパチで条件に違いはあるのか、一度発動したらリセットされるのかなど、知っておくべきポイントはいくつもあります。
この記事では、パチンコの打ち止め機能に関する正確な発動条件や、到達した際の恩恵の有無について詳しく解説していきます。
- パチンコとスロットそれぞれの正確なコンプリート発動条件と玉数
- 機能が発動した際のリセット手順や翌日の台の挙動
- 差玉数ではなく一撃の出玉数が基準となるカウントの仕組み
- 到達確率や機能発動に伴う恩恵の有無に関する真実
パチンコのコンプリートは何発で到達するか解説
- 正解は9万5000発で打ち止め
- 発動時の画面表示や演出はどうなる
- 達成時の恩恵や特典はあるのか
- 実際に到達する確率はどのくらいか
- スマパチとP機の違いについて
正解は9万5000発で打ち止め
結論から言うと、現在のパチンコ機におけるコンプリート機能の発動ラインは、9万5000発と定められています。
この数値に到達した時点で、その日の遊技は強制的に終了となります。これは2022年11月以降に型式試験へ申請されたすべての機種(スマパチおよびP機の一部)に搭載が義務付けられている機能です。
9万5000発というのは、金額(等価交換)に換算すると約38万円分に相当します。一般的な遊技において、一日でこれだけの出玉を獲得することは極めて稀ですが、決して不可能ではない数値として設定されています。
この機能は「射幸性の抑制」と「安全装置」の役割を担っており、過度な出玉によるトラブルや、依存症対策の一環として導入されました。
発動時の画面表示や演出はどうなる
コンプリート機能が発動する際、唐突に画面がブラックアウトして終了するわけではありません。プレイヤーが状況を把握できるよう、段階的な警告表示(報知)が行われます。
一般的には、規定の玉数に近づくと、液晶画面の隅やプッシュボタン周辺に「コンプリートまで残り〇〇発」といったカウントダウンや注意書きが表示され始めます。機種によっては、専用の警告音が鳴る場合もあります。
そして、いざ9万5000発に到達すると、画面全体に「本日は終了しました」「コンプリート機能発動」といったメッセージが表示され、それ以降の遊技が物理的に不可能になります。
この状態になると、右打ち中であろうが確変中であろうが、ハンドルを回しても玉が発射されなくなります。
達成時の恩恵や特典はあるのか
プレイヤーとして最も気になるのが、「コンプリート達成時に何か特別な恩恵があるのか」という点でしょう。
残念ながら、コンプリート機能の発動によるプレイヤーへの恩恵や特典は一切ありません。
むしろ、確変やラッキートリガー(大量出玉獲得の契機となる上位モード)などの連チャン状態が残っていたとしても、その権利はすべて消滅し、強制的に打ち止めとなります。これ以上の出玉を獲得するチャンスが強制的にカットされるため、プレイヤーにとっては「損をする」形になります。
コンプリート機能はあくまで「上限リミッター」であり、ゲームクリアのご褒美ではありません。到達したからといって設定が良くなるわけでも、記念品がもらえるわけでもありません。
実際に到達する確率はどのくらいか
9万5000発という上限に到達する確率は、機種のスペックによって異なりますが、一般的には0.01%未満と言われています。
これは数万日に1回あるかないかという天文学的な確率であり、日常的にパチンコを楽しんでいても、実際に遭遇することはほとんどありません。宝くじの高額当選に近い確率とも言えるでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 到達ライン | 95,000発 |
| 到達確率 | 約0.005%〜0.01%程度(機種による) |
| 頻度 | 全国のホール全体で見れば稀に発生するレベル |
ただし、最近のラッキートリガー搭載機や、爆発力の高い「スマパチ」においては、短時間で大量出玉を獲得するケースが増えているため、以前よりは報告例を目にする機会が増えているという情報もあります。
スマパチとP機の違いについて
現在ホールで稼働しているパチンコ台には、玉に触れずに遊技する「スマパチ(スマートパチンコ)」と、従来の「P機」が混在しています。
コンプリート機能に関しては、スマパチとP機で条件に違いはありません。
どちらのタイプであっても、対象となる新基準機であれば一律で「9万5000発」が上限として設定されています。スマパチだからといって上限が高く設定されていたり、逆に厳しくなっていたりすることはないため、安心して台選びをして問題ありません。
パチンコのコンプリートは何発以外の条件も重要
- スロットは1万9000枚が上限
- コンプリート後のリセットと復帰
- 差玉ではなく一撃の出玉が条件
- 機能発動で台が撤去される噂の真偽
- データカウンター上の履歴の見え方
- パチンコのコンプリートは何発か総括
スロットは1万9000枚が上限
パチンコと並んで遊技されるスロット(パチスロ)にも、同様にコンプリート機能が搭載されています。
スロットの場合、打ち止めとなる枚数は1万9000枚です。
パチンコの9万5000発とスロットの1万9000枚は、等価交換で計算した場合、どちらも約38万円相当となります。つまり、遊技形式は違えど、金額的な上限ラインは統一されていると言えます。
6.5号機以降の機種やスマスロ(スマートパチスロ)には、この機能の搭載が義務付けられています。
コンプリート後のリセットと復帰
一度コンプリート機能が発動し、稼働停止状態になった台は、どのようにして復帰するのでしょうか。
基本的に、コンプリート機能による停止状態は、単に電源を入れ直す(電源オフ・オン)だけでは解除されません。復帰させるためには、店員による設定変更(RAMクリア)という操作が必要になります。
台の内部にあるメモリ(RAM)を初期化する操作のこと。これにより、確変状態や天井までのゲーム数などの内部データがすべてリセットされます。
通常、コンプリート機能が発動した台はその日の営業終了まで「稼働停止」の札が貼られ、翌日の開店前にリセット処理が行われます。したがって、翌日には通常通り遊技可能な状態に戻っています。
差玉ではなく一撃の出玉が条件
コンプリート機能を理解する上で最も重要かつ誤解されやすいのが、玉数のカウント方法です。
この9万5000発という数字は、いわゆる「差玉(最終的なプラス分)」ではなく、「MY(一撃の最大獲得出玉)」に近い基準で計算されます。
正確には、「その日最も吸い込んだポイント(最低点)からの最大上昇値」が9万5000発に達した時点で発動します。
例えば、朝一から5000発飲み込まれた後に10万発出たとします。この場合、最終的な差玉はプラス9万5000発ですが、一番低い地点(マイナス5000発)から見ると10万発上昇しているため、すでにコンプリート機能が発動していることになります。
「投資額に関係なく、グラフの底から9万5000発上がったら終了」と覚えておくと分かりやすいでしょう。
機能発動で台が撤去される噂の真偽
インターネット上では「コンプリート機能が発動した台は、検定通過時のスペックを超えているため撤去されるのでは?」という噂が流れることがありますが、これは誤りです。
コンプリート機能は、むしろ台が撤去されないようにするための「安全装置」として組み込まれています。あらかじめ上限を設けることで、異常な出玉が出続けることを防ぎ、型式試験(台を販売するための試験)を通りやすくするという側面があります。
そのため、機能が発動したからといって、その台がペナルティを受けて撤去されることはありません。翌日以降も問題なく設置され続けます。
データカウンター上の履歴の見え方
コンプリート機能が発動した際、台の上に設置されているデータカウンター(大当り回数や回転数を表示する機器)にはどのような表示が残るのでしょうか。
これはホールが使用しているデータカウンターの機種や仕様によって異なります。
- グラフ: 一直線に上昇し、天井を突き抜けたような状態で止まっていることが多いです。
- 回転数: 機能発動後は台が停止するため、回転数は進みません。
- ステータス: 「打止」「エラー」などの表示が出る場合もあれば、単に画面が暗転しているだけの場合もあります。
後からデータを見た際、不自然に早い時間でグラフが止まっていたり、大当り回数が異常に多い台があれば、それはコンプリート機能が発動した痕跡かもしれません。
パチンコのコンプリートは何発か総括
- パチンコのコンプリート機能は9万5000発で強制終了となる
- スロットの場合は1万9000枚が上限として設定されている
- 機能発動時は事前に画面や音声で警告やカウントダウンが行われる
- 到達しても特典や恩恵はなく確変中であっても即座に終了する
- 発生確率は約0.01%未満と極めて低く日常的には遭遇しにくい
- スマパチもP機も発動条件となる玉数は同じである
- 計算基準は差玉ではなく一番凹んだ時点からの最大上昇値(MY)である
- 一度発動すると電源オンオフでは復帰せず店員のリセット操作が必要
- 基本的にはその日の営業中は稼働停止となり翌日に復帰する
- コンプリート機能は射幸性を抑えるための安全装置である
- 機能が発動しても台が撤去されることはない
- データカウンターの履歴はグラフが突き抜けた状態で止まることが多い
- 投資分を取り返す前に発動するケースも理論上はあり得る
- 大勝している時ほど残り玉数のカウントダウンに注意が必要である
- ルールを正しく理解して過度な期待を持たずに遊技することが大切