2024年にホールデビューを果たした、スパイキーのスマスロ「L 東京喰種」。大人気コンテンツ「東京喰種(トーキョーグール)」の世界観を忠実に再現し、その奥深いゲーム性で多くのファンを魅了しています。
特に、AT当選の強力なトリガーとなる上位CZ「大食いのリゼ」は、出玉の鍵を握る最重要要素であり、多くのプレイヤーがその突入と成功を渇望するポイントではないでしょうか。
しかし、その性能を最大限に引き出すには、通常時の挙動を正しく理解することが不可欠です。本機のゲーム性を深く理解し、隠された示唆演出を見抜くことができれば、ライバルに差をつけ、より有利に立ち回ることが可能になります。
この記事では、通常時の根幹をなすゾーンや内部モードの仕組みから、アイキャッチやCZ終了画面、月山からの招待状(手紙)といった多彩な演出が示唆する内容まで、徹底的に網羅して解説します。
さらに、大食いのリゼの設定差に関する考察や、大食いのリゼ失敗時の対処法、そして失敗後の具体的な立ち回りについても深く掘り下げていきますので、ぜひご自身の立ち回りを最適化するための参考にしてください。
ポイント
- 通常時のモードやゾーンの仕組み
- 各種示唆演出(アイキャッチ・招待状など)の見抜き方
- 上位CZ「大食いのリゼ」の性能と設定差
- CZ失敗後の立ち回りやヤメ時
スマスロ『東京グール』における「大食いのリゼ」突入への道
- 勝利の鍵を握る内部モード
- CZ当選が期待できるゾーン
- アイキャッチによるモード示唆
- 招待状や手紙によるゲーム数示唆
- CZ終了画面が示唆する内容
勝利の鍵を握る内部モード
スマスロ『東京グール』の通常時は、目に見えない6種類の内部モードによってCZ(喰種チャンス)に当選しやすいゲーム数(ゾーン)が管理されています。上位のモードに滞在しているほど、100G以内といった浅いゲーム数でのCZ当選に期待が持てるため、現在の滞在モードを各種演出から推測しながらプレイすることが、投資を抑えつつ勝利を掴むための最短ルートと言えるでしょう。
モードは「通常A」「通常B」「通常C」「チャンス」「天国準備」「天国」の6つで構成されており、それぞれに天井ゲーム数やゾーンの期待度が異なります。そして、本機を攻略する上で非常に重要なのが、設定変更時(リセット時)のみ移行する特殊モードの存在です。このモードは天井が200G+αに大幅短縮されるという強力な恩恵があるため、朝イチのリセット狙いにも有効です。(参照:株式会社スパイキー公式サイト『L 東京喰種』)
各モードの天井と特徴
それぞれのモードが持つ特徴を深く理解し、続行やヤメ時の精密な判断に活かしましょう。特に「天国準備」と「天国」の挙動は重要です。
モード | 天井ゲーム数 | 特徴と立ち回り |
---|---|---|
通常A | 600G+α | 最も滞在しやすい基本モード。200Gと400Gのゾーンがチャンスだが、天井まで連れていかれやすいリスクも併せ持つ。 |
通常B | 600G+α | 100Gのゾーンが強く、500G台の当選期待度も高い特徴的なモード。100Gをスルーしても500Gのゾーンを狙う価値がある。 |
通常C | 500G+α | 天井がやや浅く、100G・200G・300Gと前半のゾーンで満遍なく当選に期待できる。比較的安定した挙動になりやすい。 |
チャンス | 600G+α | 300Gのゾーンでの当選期待度が非常に高い。50G/150G/250Gといった半端なゲーム数で当選すれば、このモード滞在の可能性大。 |
天国準備 | 300G+α | 天井が300Gと浅く、200Gまでに大半が当選する。次回天国モードへの移行が濃厚となるため、AT当選まで絶対にヤメてはいけない最重要モード。 |
天国 | 100G+α | AT後の即連を生み出すモード。50Gのゾーンが特にアツく、ここでCZに当選させることが出玉を伸ばす鍵となる。 |
特殊モード | 200G+α | 設定変更時限定。朝イチ台を打つ大きなメリットであり、リセット状況が分かるホールでは積極的に狙う価値がある。 |
天国準備モードの示唆を見逃してヤメてしまうのは、期待値を大きく損なう行為です。後述する終了画面などで天国準備が濃厚となった場合は、たとえ投資が嵩んでいてもAT当選まで続行するのがセオリーとなります。
CZ当選が期待できるゾーン
CZの抽選は、前述した内部モードと、消化したゲーム数に応じて行われます。本機では300Gまで50G刻み、それ以降は100G刻みでCZのチャンスが訪れる仕組みです。CZに当選した場合、多くは「東京上空ステージ」と呼ばれる専用の前兆ステージを経由して告知されます。
特に覚えておきたいのが、CZやATが終了した後の挙動です。もし終了後、わずか50Gで東京上空ステージへ移行した場合は、天国モードなどの上位モードに滞在している可能性が飛躍的に高まります。これは非常に分かりやすいチャンスサインなので、見逃さないようにしましょう。
また、ゲーム数を進める上で重要な役割を担うのが「スイカ」の存在です。スイカは単なるレア役ではなく、成立時に規定ゲーム数への到達を早める「ゲーム数加算抽選」が行われます。
スイカ成立時の加算ゲーム数振り分け
スイカを引いた際の加算ゲーム数には大きな設定差がなく、純粋なヒキが試されます。ほとんどが10Gの加算ですが、約4回に1回は100Gが選択されるため、スイカを引くタイミングが展開を大きく左右することも少なくありません。
スイカ成立時の加算ゲーム数には、まさに夢のある振り分けが存在します。
- 10G加算: 約74%
- 100G加算: 約25%
- 600G加算(天井): 約1%
約1%の振り分けを勝ち取り600G加算が選択されれば、その時点でCZ天井に到達となります。これはロングフリーズ級の価値があるプレミアフラグと言えるでしょう。
アイキャッチによるモード示唆
通常時の単調になりがちな区間でも、モードを推測するヒントは随所に隠されています。その代表格が、ステージチェンジの際に一瞬表示される「アイキャッチ」です。
何気なく見てしまいがちですが、登場するキャラクターや背景の色によって滞在モードや本前兆(すでにCZに当選している状態)の期待度を示唆しているため、その意味を理解していればヤメ時や続行の判断精度が格段に向上します。基本パターンとなる「金木研(眼帯)」以外のアイキャッチが出現した際は、その後の展開に注目しましょう。
アイキャッチ | 示唆内容と補足 |
---|---|
霧嶋董香(白背景) | 通常Bモード以上の可能性がアップ。一度の出現では弱いが、複数回確認できれば信頼度が上昇する。 |
笛口雛実(白背景) | 通常Cモード以上の可能性がアップ。こちらも同様に、出現頻度が重要となる。 |
月山習(白背景) | 本前兆(CZ当選)の期待度がアップ。ガセ前兆で終わることもあるが、少し様子を見たいサイン。 |
神代利世(白背景) | 本前兆の期待度が大幅にアップ。出現した時点で大チャンス。 |
喰種化キャラ(黒背景) | 発生から100G以内に規定ゲーム数でのCZ当選が濃厚となる超強力な示唆。 |
喰種化 神代利世(黒背景) | 連続演出の復活が濃厚となる激アツパターン。一度敗北しても諦めてはいけない。 |
特に重要なのが黒背景の喰種化アイキャッチです。これが出現したにもかかわらず、100G以内にヤメてしまうのは非常にもったいない行為です。必ずCZ当選まで打ち切るようにしましょう。
招待状や手紙によるゲーム数示唆
通常時、50Gを消化するごとに液晶左下にグルメとして知られる喰種「月山習」からの招待状が表示されます。これはCZまでの残りゲーム数や設定を示唆する重要な演出で、まさに月山からプレイヤーへの「手紙」と言えるでしょう。
内容は非常に多彩で、一見すると意味が分からないものもありますが、法則を覚えれば強力な武器になります。内容は大きく「残りゲーム数示唆」と「設定示唆」の2つに大別されます。
残りゲーム数示唆の招待状
招待状に書かれたテキストで、次のCZ当選がどれくらい近いかを推測できます。時間やセリフの緊急性が高いほど、チャンスとなります。
招待状のテキスト | 示唆内容 |
---|---|
今夜はディナーを楽しもう | 基本パターン |
喰うか喰われるかは君次第だ | 残り200G以内 or 500G以上 |
3時までに僕のもとにきてくれ | 残り300G以内が濃厚 |
2時までに僕のもとにきてくれ | 残り200G以内が濃厚 |
今すぐに僕のもとにきてくれ | 残り100G以内が濃厚 |
設定示唆の招待状
中には、ゲーム数ではなく設定を示唆する特殊な招待状も存在します。特定設定を否定するパターンや、高設定を濃厚にするパターンまであるため、見逃しは厳禁です。
特に注目すべき設定示唆の招待状
- 不思議な香りだ…(黒背景): 設定1を否定
- 偶にはディナーでもどうだい?: 偶数設定を示唆
- 存分に楽しもうじゃないか(金背景): 設定4以上濃厚
- 特別な夜を楽しもうじゃないか(虹背景): 設定6濃厚
虹背景の招待状は、まさに設定6を確信する瞬間です。めったにお目にかかれるものではありませんが、万が一確認できた場合は、閉店まで打ち切ることを強く推奨します。
CZ終了画面が示唆する内容
CZに失敗してしまった…そんな時でも落胆するのはまだ早いです。通常画面に戻る前にPUSHボタンを押すと表示される「エンドカード」は、次回モードや設定を推測する上で最も重要な情報が凝縮された要素だからです。
この一手間を惜しむか惜しまないかで、その後の収支に天と地ほどの差が生まれると言っても過言ではありません。必ず確認する習慣をつけましょう。
【最重要】押し忘れの大きなリスク
PUSHボタンを押さなければ、エンドカードは表示されません。もし天国濃厚カードを見逃して即ヤメしてしまった場合、期待値にして数千円、展開次第では数万円の損失に繋がる可能性すらあります。絶対に押し忘れないようにしてください。
カード | 示唆内容 |
---|---|
金木研A・B | 基本パターン(デフォルト) |
霧嶋董香・笛口雛実 | 通常Bモード以上を示唆 |
亜門鋼太朗 | 通常Bモード以上が濃厚 |
真戸呉緒 | 通常Cモード以上が濃厚 |
金木研(喰種)・霧嶋董香(喰種) | チャンスモード以上が濃厚 |
月山習 | 天国準備モード以上が濃厚 |
神代利世 | 天国モードが濃厚 |
鈴屋什造 | 偶数設定(2・4・6)が濃厚 |
梟 | 設定4以上が濃厚 |
有馬貴将 | 設定6が濃厚 |
「神代利世」カードは次回100G以内のCZ当選が濃厚となるため、即ヤメは厳禁です。同様に、「月山習」カードも次回天国移行に大きな期待が持てるため、AT当選まで続行するのが基本となります。これらのカードは、たとえハマっている状況からでも一気に期待値をプラスに転じさせる力を持っています。
スマスロ『東京グール』における「大食いのリゼ」の重要性
- 上位CZ「大食いのリゼ」の概要
- 「大食いのリゼ」に見る設定差
- 大食いのリゼ失敗時の詳細
- 大食いのリゼ失敗後の展開
- スマスロ『東京グール』における「大食いのリゼ」の総括
上位CZ「大食いのリゼ」の概要
本機のCZには、メインルートとなる「レミニセンス」と、その上位版として君臨する「大食いのリゼ」の2種類が用意されています。「大食いのリゼ」は、突入した時点でAT「東京喰種殲滅戦」への道が大きく開かれる、まさに勝負の行方を左右する重要なチャンスゾーンです。
突入契機は主に通常時のCZ抽選の一部から昇格するパターンや、「喰ポイント」と呼ばれる穢れに似たシステムが解放された際など、複数存在します。成功すればもちろんAT確定。その後のAT中も優遇される可能性があり、まさに大量出玉への強力なトリガーとしての役割を担っています。
CZ「レミニセンス」の成功期待度が約50%なのに対し、「大食いのリゼ」はそれを上回る期待度を誇ります。まさに、手に汗握る瞬間ですね。
「大食いのリゼ」に見る設定差
それでは、この重要な「大食いのリゼ」の突入率や成功率に、直接的な設定差は存在するのでしょうか。結論から言うと、現時点では詳細な解析は公表されていません。
しかし、だからといって設定が関係ないわけではありません。パチスロ情報サイト「DMMぱちタウン」の機種ページに掲載されている通り、本機はAT初当たり確率に大きな設定差が設けられています。この差を生み出している要因こそが、高設定ほどCZに当選しやすい上位モードへの移行が優遇されている点にあります。結果として、「大食いのリゼ」を含むCZ全体の出現率が高まり、AT初当たりが軽くなるという仕組みです。
つまり、「大食いのリゼ」に何度も突入する台や、そもそもCZ自体が軽い台は、結果的に高設定である可能性が高いと推測できます。CZの出現率そのものを設定推測の一つの指標としてカウントしていくのが有効でしょう。
大食いのリゼ失敗時の詳細
どれだけ期待度が高くとも、時には失敗してしまうのがパチスロです。高い壁である「大食いのリゼ」を乗り越えられなかった場合、ATには当選せず、通常時に戻ります。
しかし、ここで重要なのは「失敗した」という事実だけで一喜一憂しないことです。むしろ、失敗した時にこそ、その台の本当の価値を見極めるチャンスが訪れると考えてください。前述の通り、CZ終了時には必ずPUSHボタンを押し、出現するエンドカードを確認しましょう。このカードに秘められた情報こそが、投資が嵩んで冷静さを失いがちな状況でも、的確な次の一手を指し示してくれる羅針盤となります。
大食いのリゼ失敗後の展開
「大食いのリゼ」に失敗した後、席を立つべきか、それとも続行すべきか。その運命の分かれ道は、ほぼエンドカードの内容によって決まります。ここでは、具体的な状況に応じた立ち回りを解説します。
続行を強く推奨するパターン
- 「神代利世」カード出現時: 問答無用で続行。天国モード濃厚のため、100G+αのCZ当選まで打ち切ります。
- 「月山習」カード出現時: 天国準備モード濃厚。次回ATまで続行が基本。もしAT間で大きくハマっていても、このカードが出れば期待値はプラスに転じる可能性が高いです。
- 高設定示唆カード(鈴屋什造、梟、有馬貴将)出現時: 自身の持ちメダルや時間と相談ですが、高設定の可能性が上がったため、基本的には続行が推奨されます。
- 終了後50Gで前兆(東京上空ステージ)発生時: カードが弱くても、この挙動が見られれば上位モードの可能性が残ります。前兆の当否を見届けてから判断しましょう。
逆に、これらの強力な要素が何一つ見られない場合(例:AT間ハマりが浅く、金木研カードで、50Gも静かだった場合など)は、ヤメるという選択が賢明です。このように、失敗後の展開を一つ一つの要素から冷静に予測し、押し引きを判断することが、長期的な収支を安定させる上で極めて重要になります。
スマスロ『東京グール』における「大食いのリゼ」の総括
- 通常時は全6種類の内部モードでCZ当選ゲーム数を管理
- 天国モード滞在時は100G以内のCZ当選が濃厚となる
- 設定変更後の台は天井200Gの特殊モードからスタート
- 規定ゲーム数は300Gまで50G刻みでチャンスが訪れる
- スイカ成立時はゲーム数加算抽選が行われ展開を左右する
- ステージチェンジ時のアイキャッチはモードを示唆する重要演出
- 黒背景の喰種化アイキャッチは100G以内のCZ当選が濃厚
- 50Gごとに表示される月山の招待状はゲーム数や設定のヒント
- 金背景や虹背景の招待状は高設定濃厚のため見逃し厳禁
- CZ終了画面のカードはPUSHボタンで必ず確認する
- 亜門や真戸のカードは通常Bや通常C以上のモードを示唆
- 月山カードは天国準備、神代利世カードは天国濃厚
- 鈴屋什造は偶数設定、有馬貴将は設定6濃厚となる
- 上位CZ「大食いのリゼ」はAT当選への最重要トリガー
- CZ失敗後はエンドカードの内容を見て冷静にヤメ時を判断