スマスロ「モンキーターンV」を遊技している際、「2レース以内に注目!」といった熱い演出に心を躍らせた経験はありませんか。しかし、その期待感とは裏腹に、本当にAT(ART)に当選するのか、どのような要素が絡み合っているのか、疑問に思うことも少なくないでしょう。
この記事では、モンキーターンで2レース以内というキーワードを軸に、AT当選の可能性を高めるための重要な情報を網羅的に解説します。具体的には、ATのシナリオや内部モードの仕組み、そして天井やライバルモードといったゲームの根幹をなす要素が、舟券示唆やキャラクターのセリフ、スマスロ特有のサブ液晶演出とどのように関連しているのかを、専門的な視点から深く掘り下げていきます。これらの知識を深めることで、より戦略的に立ち回り、勝利への道を切り拓く手助けとなるはずです。
ポイント
- 2レース以内示唆の具体的な演出パターンが分かる
- モードやシナリオといった内部状態の重要性が理解できる
- サブ液晶やセリフから得られる情報の活用法を学べる
- 状況に応じた最適なヤメ時判断の精度が高まる
モンキーターンで2レース以内のAT当選濃厚演出
- AT当選を示唆するセリフに注目
- スマスロのサブ液晶は見逃し厳禁
- 舟券示唆の色と期待度の関係性
- AT終了後のライバルモードに期待
- 通常時のモードによる影響について
AT当選を示唆するセリフに注目
スマスロモンキーターンVにおいて、キャラクターのセリフは単なる演出の一部ではなく、内部状態や先の展開を示唆する重要な情報源です。特に、AT当選期待度に関わるセリフを見逃さないことは、立ち回りの精度を大きく向上させます。ここでは、注目すべきセリフの種類とその意味について詳しく解説します。
通常時のモード示唆セリフ
通常時に発生するキャラクターのセリフは、主に滞在しているモードを示唆する役割を持っています。これらのセリフは、非前兆中の第3停止時に発生するという特徴があり、第1停止で発生した場合はモード示唆の対象外となるため注意が必要です。
モードが通常B以上であれば、最大でも3周期目までにATに当選するため、「2レース以内」の期待度が大きく高まります。以下のセリフが発生した際は、AT当選まで続行することを強く推奨します。
通常B以上濃厚となるセリフ
- 榎木:「波多野、なにか感じないか?」
- 洞口:「青島さんは渡さない!」
- 蒲生:「おもしろくなってきたのう」
- 浜岡:「波多野!! 洞口Jrに負けるなよ!」
これらのセリフは、それぞれ対応するライバルキャラクターが発するため、どのキャラクターが何を言っているのかをしっかりと把握しておくことが重要です。特に榎木のセリフは、出現頻度こそ低いものの、確認できた際の恩恵は大きいと言えるでしょう。
激走チャージ終了時のタッチボイス
周期開始の足がかりとなる「激走チャージ」終了後には、必ずサブ液晶をタッチする習慣をつけましょう。ここで発生するキャラクターボイスとランプの色によって、滞在モードや設定が示唆されます。
キャラクター+ランプ色 | 示唆内容 |
---|---|
波多野+青 | 基本パターン |
波多野+黄 | 通常B期待度アップ(約33%) |
青島+黄 | 通常B期待度アップ(約50%) |
波多野+緑 | 通常B以上濃厚 |
青島+赤 | 天国モードの期待大 |
澄+紫 | 天国モード濃厚 |
榎木+赤 | 設定2以上濃厚 |
榎木+紫 | 設定4以上濃厚 |
上記の表からも分かる通り、波多野(緑)、青島(赤)、澄(紫)の組み合わせは、次回AT当選が近いことを強く示唆しています。特に、澄(紫)のボイスは天国モード、つまり1周期目でのAT当選が濃厚となるため、絶対に見逃せません。一方で、黄色のパターンはあくまで期待度アップであり、過信は禁物です。他の要素と合わせて総合的に判断する必要があります。
注意点:セリフ演出の過信は禁物
モード示唆セリフは強力な判断材料ですが、100%を保証するものではありません。特に「通常B期待度アップ」のような示唆は、通常Aに滞在している可能性も十分にあります。セリフだけに頼るのではなく、後述するサブ液晶の示唆や周期到達時の挙動など、複数の要素から総合的に判断する冷静さが求められます。
AT終了画面のボイス
エンディング中のレア役成立時にサブ液晶をタッチすると、設定を示唆する特殊なボイスが発生することがあります。これは直接的に「2レース以内」の示唆ではありませんが、高設定が期待できる状況であれば、早い周期でのAT当選ループにも期待が持てるため、積極的に狙っていく価値があります。設定示唆の内容は多岐にわたるため、詳細は設定示唆に関する専門記事に譲りますが、エンディング到達時は必ずレア役成立時のタッチを忘れないようにしましょう。
このように、一口にセリフと言っても、その発生タイミングやキャラクター、色によって意味合いは大きく異なります。これらの法則を頭に入れておくことで、漠然と打つのではなく、一台一台の状態を正確に把握し、優位に立ち回ることが可能になるのです。
スマスロのサブ液晶は見逃し厳禁
スマスロモンキーターンVの立ち回りにおいて、サブ液晶から得られる情報は生命線とも言えるほど重要です。ゲーム数や現在のメットだけでなく、周期ごとの示唆やAT終了後のモード示唆など、多彩な情報がここに集約されています。特に「2レース以内」のAT当選を見抜く上で、サブ液晶の各表示が持つ意味を正確に理解することは不可欠です。
AT終了後のヘルメット表示
AT終了後に表示されるヘルメットは、次回のモードを示唆する最も重要な要素の一つです。AT終了後2ゲーム目に表示が確定するので、即ヤメはせずに必ず確認しましょう。
ヘルメット表示 | 示唆内容 | 推奨される立ち回り |
---|---|---|
ロゴなし | 基本パターン | 他の要素が強くなければ1周期様子見でヤメも検討 |
ロゴあり | 基本パターン(ロゴなしよりは若干期待度アップ) | 1周期は様子を見たい |
ロゴ + キラキラ | 通常B or 天国濃厚 | AT当選まで続行を強く推奨 |
ロゴ + V | 天国モード濃厚 | 絶対に続行(1周期目でのAT当選が確定) |
ライバルヘルメット | 対応するライバルモード滞在濃厚 | AT当選まで続行を推奨 |
表の通り、「ロゴ+キラキラ」や「ロゴ+V」が出現した場合は、次回AT当選が非常に近いことを示しています。「ロゴ+V」は1周期(100G+α)以内、「ロゴ+キラキラ」は最大でも3周期(300G+α)以内でのAT当選が濃厚となります。これらはまさに「2レース以内」を体現する強力な示唆であり、見逃しや取りこぼしは絶対に避けなければなりません。
補足:ライバルヘルメットについて
榎木や洞口といったライバルのヘルメットが表示された場合は、そのキャラクターに対応した「ライバルモード」への滞在が濃厚となります。ライバルモードについては後述しますが、AT当選時の恩恵が大きくなる特殊なモードです。この場合もAT当選まで打ち切るのが基本となります。
予想屋演出による周期示唆
通常時の特定ゲーム数(50G、100G、150G、以降100Gごと)で、サブ液晶に予想屋が登場し、セリフでAT当選周期を示唆することがあります。このセリフの色が非常に重要です。
- 白セリフ:基本パターン
- 青セリフ:奇数周期での当選期待度アップ(1, 3, 5周期)
- 緑セリフ:1, 2, 4周期での当選期待度アップ
- 赤セリフ:「2レース以内に注目!」→ 2周期以内でのAT当選が濃厚
- 紫セリフ:「努力と当たりは関係ない~」→ 当該周期でのAT当選が濃厚
特に注目すべきは赤セリフと紫セリフです。赤セリフは、その名の通り2周期以内、つまり現在の周期か次の周期でのAT当選を約束してくれます。紫セリフはさらに強力で、そのセリフが出た周期でのAT当選が濃厚となります。これらの演出が発生した場合は、安心してAT当選まで遊技を続けることができます。
例えば、1周期目の50Gで赤セリフ「2レース以内に注目!」が出たとします。これは、1周期目か2周期目のどちらかで必ずATに当選することを示唆しています。この情報があるだけで、無駄な投資を避け、期待値の高い状況だけを打つことが可能になるのです。
激走チャージ終了後のサブ液晶
前述のセリフの項目でも触れましたが、激走チャージ終了時にサブ液晶をタッチすると、キャラクターとランプの色でモードや設定を示唆します。これはボイスと連動しており、ヘルメット情報と合わせて次回のモードを推測する上で欠かせない情報となります。特に「波多野+緑ランプ」や「青島+赤ランプ」などは、通常B以上の期待度を大きく高めるため、見逃しは厳禁です。
注意:情報の組み合わせが重要
サブ液晶は情報の宝庫ですが、一つの情報だけで判断するのは早計です。例えば、「AT終了後のヘルメットはロゴのみだったが、1周期目の激走チャージタッチで青島+赤ランプが出た」というケースも考えられます。この場合、初期の示唆は弱くても、内部的には天国モードの可能性が高まっていると判断できます。常に複数の情報を組み合わせ、総合的に台の状態を判断する癖をつけましょう。
サブ液晶を制する者はモンキーターンVを制す、と言っても過言ではありません。常に液晶に表示される情報に気を配り、それぞれの示唆が持つ意味を正確に読み解くことが、勝利への最短ルートとなるのです。
舟券示唆の色と期待度の関係性
サブ液晶に表示される情報の中でも、特に直接的に設定やモードを示唆するのが「舟券」です。通常時の特定ゲーム数(50G、100G、150G、以降100Gごと)で出現の可能性があり、その色や内容によって様々な内部状態を示唆します。ここでは、舟券が持つ意味を深く掘り下げ、立ち回りにどう活かすべきかを解説します。
特殊舟券による設定示唆
まず最も重要なのが、高設定を示唆する特殊な舟券です。これらが出現した場合、基本的にはATに当選するまで打ち切る、あるいは閉店まで打ち切る覚悟が必要になります。なぜなら、高設定ほど安定した出玉性能が期待できるからです。
出現=粘る価値アリ!特殊舟券の種類
- 銀の舟券:偶数設定濃厚
- 金の舟券:設定4以上濃厚
- 虹の舟券:設定6濃厚
これらの舟券は、出現した時点でその後の展開に大きな影響を与えます。特に金の舟券や虹の舟券が早い段階で確認できた場合、それは大きなチャンスです。たとえ一時的に出玉が伸び悩んだとしても、設定の裏付けがあるため、強気に攻め続けることができます。
舟券の色とライバルモード示唆
特殊舟券以外にも、通常出現する舟券には複数の色やパターンが存在します。これらは主に滞在している「ライバルモード」を示唆する役割を持っています。
舟券の上部にはキャラクター名が記載されており、これが現在滞在しているライバルモードを示唆しています。例えば、「榎木」と書かれた舟券が出現すれば、榎木ライバルモードに滞在している可能性が高まります。
さらに、舟券の背景色にも意味があります。
- 青背景:基本パターン
- 黄背景:青背景よりも、示唆しているライバルモードの信頼度がアップ
AT終了後にライバルヘルメットが表示されている状況で、舟券のキャラ名がそのライバルと一致すれば、ライバルモード滞在の信憑性がさらに高まります。
補足:矛盾発生は激アツ!
非常に重要な法則として、「ライバルヘルメットと舟券のキャラ名が矛盾した場合、その周期でのAT当選が濃厚」というものがあります。例えば、サブ液晶に「洞口」のヘルメットが表示されているのに、「蒲生」の舟券が出現した、といったケースです。これは内部的にAT当選が確定していることを示す、見逃し厳禁の激アツパターンとなります。
舟券情報をどう活かすか
舟券から得られる情報は多岐にわたりますが、立ち回りの軸とすべきは以下の2点です。
- 設定示唆の特殊舟券を見逃さないこと。
- ライバルモードの示唆と矛盾に注目すること。
特に「2レース以内」という観点では、ライバルヘルメットとの矛盾が鍵を握ります。矛盾が発生すれば、その時点で当該周期でのAT当選が約束されるため、これ以上ない強力な根拠となります。
また、特殊舟券が出現した台は、高設定の可能性が飛躍的に高まります。高設定台は、モード移行が優遇されている傾向があり、結果的に早い周期でのAT当選、つまり「2レース以内」のAT当選ループに期待が持てます。舟券は単なる演出ではなく、台のポテンシャルを測るための重要な指標なのです。
舟券の出現タイミング
舟券は周期内の特定ゲーム数で出現しますが、前兆の発生タイミングなどによって、本来の出現ポイントからズレることもあります。ゲーム数だけを注視するのではなく、常にサブ液晶に気を配り、舟券が出現した際はその内容をしっかりと確認する習慣が大切です。一瞬の見落としが、大きな機会損失に繋がる可能性もあるのです。
AT終了後のライバルモードに期待
スマスロモンキーターンVのゲーム性を奥深くしている要素の一つが「ライバルモード」です。これはAT終了後や設定変更時に移行する可能性がある特殊な状態で、滞在中はAT当選時の恩恵が大きくなるため、見逃しは厳禁です。ここでは、ライバルモードの概要と、それが「2レース以内」のAT当選にどう関わってくるのかを解説します。
ライバルモードとは?
ライバルモードとは、特定のライバルキャラクターに焦点が当たった状態のことです。滞在しているモードはサブ液晶のヘルメットで示唆され、例えば「榎木」のヘルメットが表示されていれば、榎木ライバルモードに滞在していることが濃厚となります。
このモードの最大の特徴は、AT中のSGレースで、対応するライバルとの対戦が非常に優遇される点にあります。具体的には、そのライバルとの対戦が確定したり、勝利期待度が大幅にアップしたりします。
ライバルモード滞在の主な恩恵
- AT中のSGレースで対応ライバルとの対戦が優遇される
- 勝利期待度が高いライバル(例:青島)のモードならAT連チャンの大チャンス
- ATシナリオが優遇される可能性も示唆されている
一度ライバルモードに移行すると、ATに当選するまでモードが転落することはありません。そのため、ライバルヘルメットの出現は、AT当選まで打ち続けるべき強力なサインとなります。
ライバルモードの突入契機と示唆
ライバルモードへの移行抽選は、主に以下のタイミングで行われます。
- 設定変更時
- AT終了時
AT終了後、2ゲーム目に表示されるヘルメットがライバルキャラクターのものであれば、そのモードへの移行が濃厚です。ただし、ヘルメット表示がなくても内部的にライバルモードに滞在している可能性もあるため、注意が必要です。
ヘルメット以外にも、前述の「舟券示唆」でライバルモードを示唆しています。舟券の上部に書かれたキャラクター名が、滞在モードを示唆しており、背景が黄色ならさらに期待度がアップします。
ライバルモードと「2レース以内」の関係性
ライバルモード自体が直接的に「2レース以内」の当選を確定させるわけではありません。しかし、このモードに滞在している台をAT当選まで打ち切ることは、結果的に期待値の高い立ち回りとなります。その理由は以下の通りです。
- ヤメ時が明確になる:ライバルヘルメットが出現すれば、目標は「次のAT当選」と明確に定まります。これにより、中途半端なゲーム数でヤメてしまうといった機会損失を防ぐことができます。
- ATの価値が高まる:どうせATを狙うのであれば、連チャン期待度が高い状態で当てたいものです。ライバルモード滞在中のATは、まさにその価値が高いATと言えます。特に、勝利すれば継続ストックや上位シナリオの恩恵がある青島ライバルモードなどは、何としてもATに繋げたい状況です。
どのライバルがアツい?
全てのライバルモードに恩恵がありますが、特に注目したいのは以下のキャラクターです。
- 青島:勝利時の恩恵が大きく、ATのロング継続に繋がりやすい。
- 榎木:最強のライバルであり、勝利時の爽快感は格別。シナリオ面でも優遇されている可能性があります。
これらのヘルメットが出現した際は、多少の投資がかさんでもAT当選まで追いかける価値は十分にあると言えるでしょう。
AT終了後にライバルヘルメットを確認したら、それは次の戦いが既に始まっている合図です。そのATが何周期目で当たるかは他の要素次第ですが、強力な恩恵を確信して遊技を続けられるため、精神的にも有利な状態で立ち回ることが可能になります。
通常時のモードによる影響について
スマスロモンキーターンVのAT当選周期を管理しているのが、内部的に存在する「通常モード」です。このモードの概念を理解することは、「2レース以内」の当選を見抜く上で最も基本的な知識となります。滞在モードによってATに当選する周期の天井が決定されるため、現在のモードを推測しながら打つことが勝利への鍵となります。
3つの通常モードとその特徴
通常時のモードは、大きく分けて「通常A」「通常B」「天国」の3種類が存在します。モード移行は設定変更時やAT終了時に抽選されます。
モード名 | 周期天井 | 特徴 |
---|---|---|
通常A | 6周期 | 最も基本的なモード。天井が深いため、このモードに滞在している場合は早期のAT当選はあまり期待できない。 |
通常B | 3周期 | 最大でも3周期(約300G+α)でATに当選する。このモードへの移行が「2レース以内」の鍵を握る。 |
天国 | 1周期 | 1周期(約100G+α)でのAT当選が濃厚となる最上位モード。AT後の即連チャンはこのモードのおかげ。 |
解析情報によると、1周期目のAT当選期待度は約40%、2周期以内のAT当選期待度は約64%とされています。これは、AT終了後や設定変更時に一定の割合で「通常B」や「天国」へ移行するためです。この振り分けを掴めるかどうかが、勝敗を大きく左右します。
モード推測の重要性
プレイヤーができることは、様々な示唆演出から現在のモードを推測し、それに応じて続行かヤメかを判断することです。モード推測には、これまで解説してきた要素が全て絡んできます。
モード推測の重要要素まとめ
- AT終了後のヘルメット:「ロゴ+キラキラ」なら通常B以上、「ロゴ+V」なら天国が濃厚。
- 通常時のセリフ:特定ライバルのセリフ(例:「波多野、なにか感じないか?」)で通常B以上が濃厚。
- 激走チャージ終了時タッチ:「波多野+緑ランプ」で通常B以上濃厚、「澄+紫ランプ」で天国濃厚など。
- 規定ゲーム数での優出モード非発展:例えば、通常Bの天井である3周期目を超えてもATに当選しない場合、その時点で通常A滞在が濃厚となります。
これらの情報をパズルのように組み合わせることで、見えない内部モードを浮かび上がらせていきます。例えば、AT終了後のヘルメ-ットがロゴのみ(弱い示唆)でも、1周期目のキャラクターセリフで通常B濃厚パターンが出たとします。この場合、見た目の示唆に反して内部的にはチャンスであることが分かり、最大でも3周期まで続行するという戦略が立てられます。
注意:モードと設定の関係
モード移行率には設定差が存在するという情報もあります。特に高設定ほど天国モードや通常Bへの移行が優遇される傾向にあると言われています。しかし、低設定でも薄い確率で天国へ移行することはありますし、逆に高設定でも通常Aが選択されることもあります。モードが良いから高設定、悪いから低設定と短絡的に結びつけるのではなく、あくまで一つの判断材料として捉えることが重要です。設定推測は、AT初当たり確率や設定示唆演出など、より長期的な視点で行う必要があります。
「2レース以内」という言葉の裏には、この「通常B」や「天国」といったモードの存在が大きく関わっています。熱い演出が出た時に「なぜ熱いのか」をモードの観点から理解できるようになれば、モンキーターンVの遊技がより一層面白く、そして戦略的になるはずです。
モンキーターンで2レース以内を見抜くための解析情報
- ATのシナリオ選択率と設定示唆
- 天井の仕様と恩恵を理解する
- スマスロ特有のヤメ時判断材料
- まとめ:モンキーターンで2レース以内を狙う
ATのシナリオ選択率と設定示唆
AT「SGラッシュ」の継続を管理しているのが、14種類存在する「シナリオ」です。AT開始時にいずれかのシナリオが選択され、そのシナリオに応じて各セットの継続率が決定されます。このシナリオシステムを理解することは、ATをより楽しむためだけでなく、設定を推測する上でも重要な要素となります。
シナリオと継続率
各シナリオには、1セット目から8セット目(グランドスラム達成まで)の継続率がそれぞれ設定されています。例えば、序盤は継続しやすいが終盤に失速するシナリオや、逆に序盤を乗り越えれば後半の継続率が高いシナリオなど、多彩な波が用意されています。
AT中のラウンド開始画面では、登場するキャラクターによって滞在シナリオが示唆されます。特定のキャラクター組み合わせは上位シナリオ濃厚となるため、見逃しは厳禁です。
表示キャラ | 示唆内容 |
---|---|
波多野&澄 | 基本パターン |
青島 | シナリオ5以上濃厚(継続率50%以上) |
選手集合 | シナリオ7以上濃厚(継続率66%以上) |
波多野家 | シナリオ10以上濃厚(継続率66%以上) |
82期生 | シナリオ8以上濃厚(継続率80%以上) |
女性キャラ集合 | シナリオ11 or 14濃厚 |
澄(単体) | シナリオ13 or 14濃厚(グランドスラム濃厚) |
特に、「女性キャラ集合」や「澄(単体)」といった画面が出現すれば、そのATはグランドスラム達成の大チャンスとなります。AT中のレバーオンにも一層力が入ることでしょう。
シナリオ選択率と設定差
重要な点として、公式サイトの情報によると、ATシナリオの選択率は全設定共通とされています。つまり、「良いシナリオが選ばれたから高設定」といった直接的な判断はできません。どの設定でも、薄い確率で最強シナリオが選ばれる可能性はありますし、設定6でも単発で終わるシナリオが選ばれる可能性はあります。
シナリオは設定推測の直接的な要素ではない
前述の通り、シナリオ選択率自体に設定差はありません。しかし、高設定はATの初当たり確率そのものが優遇されているため、結果的により多くのATを消化することになります。その結果、試行回数が増えることで、上位シナリオに巡り会う機会も多くなると言えます。シナリオの良し悪しで一喜一憂するのではなく、あくまでAT初当たり確率や確定演出を軸に設定を推測することが重要です。
シナリオと「2レース以内」の関係性
シナリオはAT中のゲーム性であり、通常時の「2レース以内」のAT当選とは直接的な関係はありません。しかし、立ち回りという広い視点で見ると、間接的に関わってきます。
例えば、明らかに高設定挙動を示している台(AT初当たりが軽い、金舟券が出たなど)を打っているとします。このような台は、いずれ強力なシナリオを掴んで大きな出玉を獲得するポテンシャルを秘めています。高設定はモード移行も優遇されている傾向があるため、早い周期でのAT当選を繰り返し、その中で強力なシナリオを引き当てる、というのが理想的な勝ちパターンです。
逆に、ATに当選しても単発や2連で終わることが多く、ラウンド開始画面も弱いものが続くようであれば、その台のポテンシャルは低いと判断し、深追いを避けるという考え方もできます。ただし、これはあくまで展開論であり、設定の高低を判断する決定的な材料にはなりません。
補足:虹河ラキ出現は別格!
シナリオ示唆とは少し異なりますが、AT中のラウンド開始画面や特定の演出で「虹河ラキ」が登場した場合は、設定5以上が濃厚となります。これはシナリオ不問の強力な設定示唆ですので、もし出現した場合は閉店まで打ち切ることを強く推奨します。見逃したり、聞き逃したりしないよう、常に集中して遊技しましょう。
シナリオはAT中のドキドキ感を演出する重要なスパイスです。その仕組みを理解し、ラウンド開始画面の示唆に注目することで、SGラッシュをさらに深く楽しむことができるでしょう。
天井の仕様と恩恵を理解する
パチスロを打つ上で必ず理解しておかなければならないのが「天井」のシステムです。天井とは、一定のゲーム数や条件に到達することで、AT(ART)などの恩恵が受けられる救済機能のことです。スマスロモンキーターンVの天井仕様を正しく理解することは、無駄な投資を避け、期待値の高い立ち回りをするために不可欠です。
2種類の天井
モンキーターンVには、大きく分けて2種類の天井が存在します。
- 周期天井
- ゲーム数天井
1. 周期天井
これは、前述の「通常モード」によって決定される天井です。各モードごとにAT当選までの周期数の上限が決められています。
- 通常A:6周期(約600G+α)
- 通常B:3周期(約300G+α)
- 天国:1周期(約100G+α)
この周期天井が、実質的なメインの天井機能と言えます。通常時は、この周期天井を目指してゲームを進めていくことになります。
2. ゲーム数天井
周期とは別に、ゲーム数による天井も存在します。現在の情報では、最大で1200G+αが天井とされています。この天井に到達した場合、AT当選が濃厚となります。
ゲーム数天井の恩恵は?
ゲーム数天井に到達した場合、AT当選以外の特別な恩恵(例えば上位シナリオ確定など)は、現在のところ確認されていません。周期天井が最大でも6周期(約600G)であることを考えると、ゲーム数天井まで到達することは稀なケースと言えるでしょう。そのため、基本的には周期天井を意識して立ち回ることになります。
天井と「2レース以内」の関係性
「2レース以内」というキーワードは、まさにこの周期天井と密接に関わっています。サブ液晶で「2レース以内に注目!」という赤セリフが出た場合、それは「2周期以内にATに当選しますよ」という、周期天井の短縮が約束された状態を意味します。
また、AT終了後に「ロゴ+キラキラ」のヘルメットが出た場合、内部モードが通常B以上であることが濃厚となります。通常Bの周期天井は3周期ですから、この時点で「最大でも3レース以内にATが来る」と判断し、安心して続行できるわけです。「ロゴ+V」なら天国濃厚なので、1周期天井、つまり「1レース以内」のATが約束されます。
天井知識を活かした立ち回り
天井の知識は、特に「ハイエナ」と呼ばれる立ち回りにおいて強力な武器となります。
- 周期狙い:現在3周期目で、まだATに当選していない台は、内部的に通常Aの可能性が高いと判断できます。しかし、もし4周期目、5周期目とハマっている台があれば、周期天井が近いと判断して狙う価値が出てきます。
- モード狙い:AT後、1周期だけ回してヤメられている台で、ヘルメットが「ロゴ+キラキラ」だった場合。これは通常B以上濃厚の台を捨てている可能性があり、絶好の狙い目となります。最大でも3周期回せばATに当選するため、期待値は非常に高いと言えます。
天井の仕様を知らないと、あと少しでATに当選する美味しい台を捨ててしまったり、逆に天井まで遠い台を延々と打ち続けてしまったりする可能性があります。特に、モンキーターンVはモードによって天井が大きく変わるため、現在の状況を正確に把握するためにも、天井システムの理解は絶対に欠かせないのです。
スマスロ特有のヤメ時判断材料
パチスロで安定して勝ち続けるためには、技術介入や設定推測と同じくらい「ヤメ時」の判断が重要です。特にモンキーターンVは、AT終了後に天国モードやライバルモードへの移行抽選があるため、即ヤメが損になるケースも多く、慎重な判断が求められます。ここでは、これまで解説してきた情報を総動員し、状況別の最適なヤメ時について考察します。
原則:AT終了後、即ヤメは厳禁
まず大原則として、AT終了後すぐに台を離れるのは絶対にNGです。必ず以下の情報を確認してから、続行かヤメかを判断しましょう。
- AT終了後2G目のヘルメット表示
- 1周期目の挙動(特に激走チャージ終了時のタッチボイス)
これらの情報を確認せずにヤメてしまうと、天国モードや通常B濃厚の台、さらにはライバルモードの台を捨ててしまう可能性があります。これは期待値を大きく損なう行為です。
続行を強く推奨するパターン
以下のパターンに該当した場合は、問答無用でAT当選まで続行しましょう。ヤメる選択肢はありません。
絶対にヤメてはいけない状況
- AT終了後のヘルメットが「ロゴ+V」(天国濃厚)
- AT終了後のヘルメットが「ロゴ+キラキラ」(通常B or 天国濃厚)
- AT終了後のヘルメットが「ライバルヘルメット」(ライバルモード濃厚)
- サブ液晶の予想屋演出で「赤セリフ」や「紫セリフ」が出現(2周期以内 or 当該周期濃厚)
- 通常時のセリフ演出で通常B以上濃厚パターンが出現
- 舟券演出で「金」や「虹」が出現(設定4以上 or 設定6濃厚)
ヤメ時を検討するパターンと判断基準
問題は、上記の強力な示唆が出なかった場合です。基本的には「1周期回してヤメ」がセオリーとなりますが、もう少し細かく状況を判断することで、精度を高めることができます。
ケース1:AT終了後のヘルメットが「ロゴのみ」or「ロゴなし」
最も基本的なパターンです。この場合、まずは1周期目の当選を目指します。
- 1周期目の激走チャージ終了時タッチ:ここで「波多野+緑」や「青島+赤」など、上位モードを示唆する演出が出れば続行を検討します。
- 1周期目の優出モード:ここで敗北した場合、基本的にはヤメて問題ありません。ただし、ゲーム数や投資状況、周りの台の状況などを考慮して、2周期目まで追うという判断も状況によってはアリです。
注意:1周期目の引き戻しは約40%
解析上、1周期目でATに当選する期待度は約40%あります。ヘルメットが弱くても、この40%に期待して1周期だけ回す、という立ち回りは非常に有効です。メダルに余裕がある場合は、積極的に1周期目を確認しましょう。
ケース2:通常BをフォローしてATに当選し、再度ヘルメットが弱かった場合
例えば、「ロゴ+キラキラ」をフォローして3周期目でATに当選。しかし、そのAT終了後のヘルメットは「ロゴのみ」だった、というケースです。この場合は、通常Bのループに期待するよりも、一度リセットするのが賢明です。1周期目の挙動が弱ければ、潔くヤメましょう。
ケース3:高設定の可能性は感じるが、展開が悪い場合
AT初当たりは軽いが、ATが全く伸びず出玉が増えない、という状況です。金や虹の舟券といった確定系が出ていない限り、深追いは危険です。高設定「っぽい」という曖昧な根拠で粘るのは、大きな損失に繋がる可能性があります。AT初当たり確率や、激走チャージからのAT直撃など、複数の強い要素が重ならない限りは、区切りの良いところでヤメる勇気も必要です。
ヤメ時の判断は、モンキーターンVにおいて最もプレイヤーのスキルが問われる部分です。常に複数の情報を組み合わせ、「次のAT当選までにどれくらいの投資が見込まれ、それに見合うリターン(期待値)があるか」を冷静に天秤にかけることが、長期的な勝利に繋がるのです。
まとめ:モンキーターンで2レース以内を狙う
この記事では、スマスロモンキーターンVで「2レース以内」のAT当選を見抜くための様々な情報について、多角的に解説してきました。最後に、勝率を上げるための重要なポイントをリスト形式でまとめます。
- AT終了後は即ヤメせず必ずヘルメットを確認する
- ロゴ+Vやロゴ+キラキラは次回ATまで続行のサイン
- ライバルヘルメット出現時もAT当選まで打ち切るのが基本
- 通常時のモードは通常A・通常B・天国の3種類
- 通常Bなら3周期以内、天国なら1周期以内でのATが濃厚
- モードはセリフやサブ液晶のタッチ演出で推測する
- 非前兆中の第3停止ライバルセリフは通常B以上のチャンス
- 激走チャージ終了時のサブ液晶タッチを習慣化する
- 澄+紫ランプは天国濃厚なので絶対に見逃さない
- サブ液晶の予想屋演出はセリフの色に注目する
- 「2レース以内に注目!」の赤セリフは2周期以内濃厚
- 銀・金・虹の舟券は高設定の期待度がアップする
- ヘルメットと舟券のライバル矛盾は当該周期でのAT濃厚
- ATシナリオの選択率に設定差はない
- 天井はモードによって管理される周期天井がメイン
- ヤメ時はヘルメットと1周期目の挙動を総合的に判断する