カバネリ

カバネリの冷遇とは?特徴や条件、回避方法まで徹底解説

人気機種「パチスロ甲鉄城のカバネリ」を遊技していると、特定の状況下で急に当たりが重くなる、と感じた経験はありませんか。

その現象は、プレイヤーの間でカバネリの冷遇と呼ばれており、多くの方がその存在に頭を悩ませています。

特に美馬ST後などに訪れる不調の波について、カバネリ冷遇の明確な条件や、いつまで続くのか、そしてカバネリ冷遇の駆け抜けやすさといった特徴は気になるところです。

また、そもそもカバネリ冷遇はなぜ存在するのか、メーカーからの公式な発表はあるのか、といった根本的な疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、そうした疑問を解消するために、現在噂されているカバネリ冷遇の情報を網羅的に解説します。

さらに、カバネリ冷遇の抜け方や、可能な限りのカバネリ冷遇回避策についても詳しく掘り下げ、あなたのカバネリライフをより良いものにするための情報を提供します。

記事のポイント

  • カバネリの冷遇に関する噂の真相がわかる
  • 冷遇状態の特徴と突入条件が理解できる
  • 冷遇を抜けるための具体的な方法がわかる
  • 冷遇を回避し有利に立ち回るヒントが得られる

カバネリの冷遇とは?その特徴を解説

  • 噂されるカバネリの冷遇の正体
  • カバネリ冷遇の主な特徴とは
  • 突入するカバネリ冷遇の条件
  • カバネリ冷遇はいつまで続くのか
  • カバネリ冷遇はなぜ存在する?
  • カバネリ冷遇に関する公式見解

噂されるカバネリの冷遇の正体

「カバネリの冷遇」とは、主に出玉のトリガーとなる強力なST(サバイバルタイム)である「美馬ST」終了後や、有利区間がリセットされた後に、台の挙動が著しく悪化するとされる状態を指す俗称です。

もちろん、これはメーカーが公式に発表している情報ではなく、多くのプレイヤーの実践経験に基づいて噂されるようになったものです。具体的には、「ボーナス間天井が深くなりやすい」「チャンスゾーン(CZ)に当選しにくくなる」「STに当選しても駆け抜けやすい」といった現象が報告されています。

パチスロには出玉の波を管理する内部的なシステムが存在するため、大きな出玉を獲得した後に一時的に出玉を抑制する期間、いわゆる「吸い込み区間」に入ることは他の機種でも見られます。カバネリの冷遇も、この出玉調整システムの一環ではないかと考察されています。

冷遇はオカルトではない?

単なるヒキの偏りやオカルトとして片付けられないほど、同様の体験談が数多く報告されているのが現状です。このため、多くのプレイヤーは冷遇区間の存在を前提とした立ち回りを意識しています。

このように、カバネリの冷遇は確定的な情報ではないものの、無視できないレベルでプレイヤーに認知されている現象です。その正体を理解し、特徴を把握することが、本機を攻略する上で重要な鍵となります。

カバネリ冷遇の主な特徴とは

カバネリの冷遇状態に突入すると、通常時とは異なるいくつかの特徴的な挙動が見られると言われています。ここでは、プレイヤーの間でよく報告される主な特徴を解説します。

これらの特徴を把握しておくことで、自身の台が冷遇状態にある可能性を推測する材料になります。

ボーナス当選ゲーム数が深くなる

最も顕著な特徴として、ボーナス間のハマりが深くなる傾向が挙げられます。通常時であれば期待度の高い100Gや250Gのゾーンでのゲーム数解除が起こりにくくなり、450Gや650Gといった深いゲーム数まで連れていかれやすくなります。ひどい場合には、1000Gの天井に到達するケースも珍しくありません。

チャンスゾーン(CZ)当選率の低下

規定ゲーム数によるボーナス当選だけでなく、レア役からのCZ当選率も低下する傾向にあると言われています。特に「生駒CZ」や「無名CZ」の当選率が明らかに下がり、レア役を引いてもなかなかボーナスに繋がらない、もどかしい展開が続きます。

美馬CZは別格?

ただし、最上位のCZである「美馬CZ」に関しては、冷遇の影響を受けにくい、あるいは別の抽選システムではないかという意見もあります。冷遇中でも美馬CZからボーナスに当選するケースも報告されています。

ST性能の低下(駆け抜けやすさ)

冷遇区間中にようやくSTに当選しても、単発や2連といった少ない連チャンで終了してしまう「駆け抜け」が多くなるのも特徴の一つです。これは、ST中のボーナス継続率やボーナスランクの選択率が、内部的に不利益な状態にされているのではないかと推測されています。

以下の表は、通常時と冷遇中とされる状態の挙動を比較したものです。

項目 通常時とされる状態 冷遇中とされる状態
ゲーム数解除 100G、250Gのゾーンでの当選が多い ゾーンでの当選が少なく、天井到達率が上がる
CZ当選率 レア役から比較的CZに当選しやすい レア役を引いてもCZ当選率が低い傾向
ST性能 平均連チャン数に近い出玉を期待できる 駆け抜けや低枚数で終了しやすい
BBランク 比較的昇格しやすい 昇格しにくく、駿城ボーナスが出やすい

突入するカバネリ冷遇の条件

カバネリの冷遇状態へは、どのようなタイミングで突入するのでしょうか。現在、プレイヤーの間で有力視されている突入条件は、主に以下の2つです。

条件1:美馬ST終了後

最も多くのプレイヤーが体感しているのが、大量出玉のトリガーである「美馬ST」の終了後です。美馬STで1,500枚や2,000枚といったまとまった出玉を獲得した後に、パタリと当たりが止まり、深いハマりを経験するパターンが非常に多く報告されています。

これは、機種全体の出玉バランスを調整するために、大きな出玉を放出した後は一時的に出玉を抑制するモードに移行する、という内部仕様が関係していると考えられます。

条件2:有利区間リセット後

もう一つの条件として、有利区間がリセットされたタイミングが挙げられます。カバネリの有利区間は、差枚数で2,400枚の払い出し上限に近づいた際や、同一有利区間を4,000ゲーム消化した際にリセットされます。

この有利区間リセット後も、美馬ST後と同様に冷遇状態に移行しやすいと言われています。特に、エンディング(ED)到達後の挙動には注意が必要です。

高設定でも冷遇は存在する?

重要な点として、これらの冷遇は設定の高低にかかわらず発生する可能性があるということです。たとえ設定6が確定しているような状況でも、美馬ST後には挙動が悪化するケースが見られます。そのため、「高設定だから大丈夫」と過信せず、冷遇の可能性を常に念頭に置いておくことが重要です。

カバネリ冷遇はいつまで続くのか

一度冷遇状態に突入してしまった場合、その苦しい時間はいつまで続くのでしょうか。この点に関しても明確な解析情報は存在しませんが、プレイヤーの実践上、いくつかの「冷遇が終了する可能性のあるタイミング」が噂されています。

タイミング1:次のSTに当選するまで

最も有力な説は、「冷遇区間中にボーナスを引き、そのボーナスからSTに当選するまで」というものです。つまり、一度STを消化することで、台の状態がリセットされ、冷遇が終了するという考え方です。

ただし、前述の通り、冷遇中のSTは駆け抜けやすい傾向があります。駆け抜けてしまった場合に冷遇が継続するのか、それとも終了するのかについては意見が分かれており、一概には言えません。

タイミング2:一定ゲーム数を消化するまで

もう一つの説として、「一定のゲーム数を消化することで冷遇状態が解除される」という考え方もあります。例えば、美馬ST終了後から約1,000ゲーム程度を消化すると、再び当たりが軽くなる挙動が見られる、といった体験談があります。

これは、内部的に「冷遇モード」のようなものがセットされ、そのモードの規定ゲーム数を消化することで通常状態に戻る、という仕組みを想定したものです。

駿城ボーナスが鍵?

冷遇状態を抜ける上で、駿城ボーナスが重要な役割を担っているという考察もあります。駿城ボーナスはSTには直結しませんが、出玉を獲得しながら次のボーナスを目指せるため、投資を抑える効果があります。冷遇中は駿城ボーナスを数回経由して、徐々に状態を回復させてからSTに繋がる、という展開も少なくありません。

いずれにせよ、冷遇の終了タイミングは明確ではなく、複数の要因が絡んでいる可能性があります。「ST当選」が一つの大きな区切りになると意識しておくのが現実的でしょう。

カバネリ冷遇はなぜ存在する?

多くのプレイヤーを悩ませるカバネリの冷遇ですが、そもそもなぜこのような仕様が存在すると考えられているのでしょうか。その理由を、現在のパチスロ機のシステムや規制の観点から考察します。

理由1:出玉の波を意図的に作るため

現在のパチスロ機(6号機以降)は、短時間での出玉性能に厳しい規制がかけられています。その一方で、プレイヤーに「一撃の夢」を見せるための出玉の波を作る必要があります。そこで、出玉が大きく伸びる「放出区間」と、出玉を緩やかに回収する「抑制区間」を内部的に設けていると考えられます。

カバネリの冷遇は、この「抑制区間」に該当する状態ではないか、というのが最も有力な説です。美馬STという強力な「放出区間」の後には、バランスを取るために「抑制区間」である冷遇状態に移行させることで、機種全体の出玉率を設計値通りにコントロールしている可能性があります。

理由2:有利区間の仕様

6.5号機であるカバネリは、有利区間の上限が4,000ゲーム、差枚数での上限が2,400枚となっています。この有利区間の仕様も、冷遇が存在する一因と考えられます。

例えば、有利区間の残りゲーム数が少なくなったり、差枚数上限が近づいたりすると、大きな出玉を放出するSTに当選させにくくする制御が働く可能性があります。有利区間リセット後に冷遇が噂されるのも、新しい有利区間での出玉の波を再設計する準備期間のような役割があるのかもしれません。

あくまでプレイヤー側の考察です

ここで述べた理由は、いずれもメーカーが公表しているものではなく、あくまでプレイヤーや情報サイトによる考察です。実際の内部仕様とは異なる可能性があることをご理解ください。

カバネリ冷遇に関する公式見解

ここまでカバネリの冷遇について様々な角度から解説してきましたが、最も重要な点について触れておきます。

それは、開発・販売元であるSammy(サミー株式会社)から、「冷遇」という状態やシステムの存在について公式に発表されたことは一度もない、ということです。

パチスロメーカーが、機種の内部仕様、特にプレイヤーにとって不利益となりうる情報を詳細に公開することは基本的にありません。どのボーナスにどのくらいの確率で当選するか、といった解析情報は公開されますが、「特定の条件下で当たりにくくなる」といったシステムについては、たとえ存在したとしても公表されることはないでしょう。

なぜ「冷遇」という言葉が広まったのか

公式発表がないにもかかわらず、これだけ「冷遇」という言葉がプレイヤー間に浸透したのは、それだけ多くの人が同様の体験をしているからに他なりません。

特定の条件下で明らかに挙動が悪化するという体感報告が積み重なり、それを説明するための共通言語として「冷遇」という言葉が定着したのです。そのため、この記事で解説している内容も、確定された攻略情報ではなく、「実践上の経験則に基づいた考察」として捉える必要があります。

この事実を理解した上で、冷遇という「傾向」とどう向き合っていくかを考えることが、カバネリを打つ上で非常に重要になります。

カバネリの冷遇を乗り越える立ち回り

  • カバネリ冷遇中の駆け抜けリスク
  • 有効なカバネリ冷遇の抜け方
  • カバネリ冷遇回避の立ち回り術
  • 総まとめ:カバネリの冷遇との向き合い方

カバネリ冷遇中の駆け抜けリスク

冷遇区間を乗り越える上で、最も注意しなければならないのが「ST性能の低下」、つまり駆け抜けのリスクです。冷遇中は投資がかさみやすいため、やっとの思いで掴んだSTが単発で終わってしまうと、精神的にも金銭的にも大きなダメージを受けます。

なぜ冷遇中は駆け抜けやすいと言われるのでしょうか。

ボーナスランクが上がりにくい?

カバネリのSTは、継続の当否だけでなく、どのランクのボーナスに当選するかが重要です。高ランクのボーナスほど獲得枚数が多くなり、STの継続期待度も上がります。冷遇中は、このボーナスランクが内部的に昇格しにくくなっているのではないかと推測されています。

その結果、低ランクのボーナスばかりが選択され、STが継続しても出玉が伸びず、結果的に駆け抜けや少量獲得で終了するケースが増えると考えられます。

駆け抜け後の天井短縮に注意

ST駆け抜け後は、次回の天井が650Gに短縮される恩恵があります。しかし、この状態も冷遇が継続している可能性があるため、安易な追撃は危険です。天井短縮があるからといって、必ずしもすぐに当たるとは限らないことを覚えておきましょう。

このように、冷遇中は「STに入れば何とかなる」という考えが通用しにくいのが実情です。ST当選はあくまで冷遇脱出のきっかけの一つであり、駆け抜けのリスクも十分に考慮した上で投資判断を行う必要があります。

有効なカバネリ冷遇の抜け方

では、実際に冷遇状態に陥ってしまった場合、どのように立ち回れば被害を最小限に抑えつつ、その区間を抜け出すことができるのでしょうか。ここでは、有効とされるいくつかの方法を紹介します。

方法1:駿城ボーナスを活かす

冷遇中はST直撃となるエピソードボーナスが出にくく、駿城ボーナスが主体となりがちです。一見すると残念な結果ですが、この駿城ボーナスこそが冷遇を抜けるための鍵となります。

駿城ボーナスは約100枚の出玉を獲得できるため、追加投資を抑える効果があります。冷遇中は、この駿城ボーナスを何回か重ねて出玉を維持しつつ、台の内部状態が好転するのを待つのが有効な戦略です。駿城ボーナス中に大量ポイントを獲得してSTに繋げる「自力突破」も、冷遇脱出の理想的なパターンの一つです。

方法2:250Gのゾーンをピンポイントで狙う

冷遇中はゲーム数解除が起こりにくいとされていますが、比較的期待度が残されているのが250Gのゾーンです。美馬ST後や駆け抜け後に即ヤメされた台を、100Gのゾーンをスカった後から250Gのゾーンまで打ってみる、という立ち回りは非常に有効です。

ここでボーナスに当選させることができれば、最小限の投資で冷遇区間を回避、または脱出できる可能性があります。

BBランクの示唆を見逃さない

駿城ボーナス終了画面で出現するキャラクターは、次回のボーナスランク(BBランク)を示唆しています。ここで女性キャラクターの水着画面など、高ランク示唆が出現した場合は、次回がST濃厚となるエピソードボーナスに期待できるため、続行する強い根拠となります。

これらの方法を組み合わせ、冷静に台の状況を判断しながら立ち回ることが、厳しい冷遇区間を乗り越えるための最善策と言えるでしょう。

カバネリ冷遇回避の立ち回り術

冷遇区間を乗り越えるのも重要ですが、可能であればそもそも冷遇の影響を受けにくい立ち回りを心がけたいものです。ここでは、冷遇を回避するための立ち回り術をいくつか紹介します。

立ち回り1:美馬ST後の台は即ヤメを検討

最もシンプルかつ効果的な回避策は、自身で美馬STに当選させ、まとまった出玉を獲得した場合は即ヤメを検討することです。特に、設定に期待が持てない状況であれば、冷遇に突入するリスクを負ってまで続行するメリットは少ないでしょう。

「まだ出るかもしれない」という欲を抑え、勝ち分を確保して離脱する勇気も、カバネリを打つ上では重要なスキルです。

立ち回り2:高設定狙いに徹する

前述の通り、高設定でも冷遇に突入する可能性はあります。しかし、高設定は通常時のボーナス確率やCZ当選率が優遇されているため、冷遇によるマイナスを補いやすいというメリットがあります。

冷遇でハマったとしても、その後の回復も早い傾向にあります。そのため、設定状況の良いホールで高設定台を狙うことが、結果的に冷遇のリスクを軽減することに繋がります。

設定示唆トロフィーは重要な判断材料

ST終了時に出現するサミートロフィーは、設定判別の重要な要素です。銅なら設定2以上、キリンなら設定5以上、虹なら設定6が濃厚となります。高設定のトロフィーが出現した場合は、一時的な冷遇を我慢して打ち続ける価値があると言えます。

立ち回り3:天井狙いに切り替える

自分で育てるのではなく、すでに冷遇でハマっている台を狙うという逆転の発想もあります。例えば、600G以上ハマっている台を天井(1000G)狙いで打つ方法です。

この場合、投資額の上限がある程度決まっており、天井到達時のSTで冷遇が抜けることを期待できます。ただし、天井STも駆け抜けるリスクがあるため、あくまでリスク管理の一環として考えるべきでしょう。

これらの立ち回り術を状況に応じて使い分けることで、カバネリの冷遇とうまく付き合っていくことが可能になります。

総まとめ:カバネリの冷遇との向き合い方

  • カバネリの冷遇は美馬ST後などに発生すると噂される不調期間
  • メーカーからの公式な発表はなく実践上の経験則に基づく概念
  • 主な特徴はハマりが深くなることやCZ当選率の低下
  • STに当選しても駆け抜けやすい傾向がある点に注意
  • 突入条件として美馬ST終了後や有利区間リセット後が挙げられる
  • 冷遇の終了タイミングはST当選が一つの目安とされる
  • 出玉の波を作るシステムや有利区間の仕様が原因と考察される
  • 冷遇は設定の高低に関わらず発生する可能性がある
  • 駆け抜け後の天井短縮も冷遇が継続している場合がある
  • 冷遇を抜けるには駿城ボーナスで出玉を維持するのが有効
  • 250Gのゾーンをピンポイントで狙う立ち回りも効果的
  • ボーナス終了画面でのBBランク示唆は見逃さないようにする
  • 最も確実な回避策は美馬ST後の即ヤメ検討
  • 高設定狙いに徹することで冷遇の影響を緩和できる
  • カバネリの冷遇をシステムの一部と理解し冷静な判断を心がける

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