パチスロ「モンキーターン」シリーズを遊技する上で、多くのプレイヤーが目標とするエンディング。
しかし、その条件や恩恵はシリーズによって異なり、特に最新のスマスロ版と前作のモンキーターン4では大きな違いがあります。
この記事では、多くの方が疑問に思うモンキーターンのエンディング条件について、詳細に解説します。
スマスロ エンディングの具体的な発生条件から、5のグランドスラム恩恵、そして気になるスマスロ エンディング画面の示唆内容までを網羅。
あわせて、今も人気の高い4のグランドスラム恩恵や、4の完走後恩恵、そして4のグランドスラム後 天国移行の期待度についても掘り下げます。
さらに、シリーズを通して重要なエンディング 恩恵の全体像や、エンディング後 やめどきについても触れ、あなたのモンキーターンライフをより深く、楽しいものにするための情報を提供します。
記事のポイント
- スマスロとモンキーターン4のエンディング発生条件の違い
- グランドスラムや完走がもたらす恩恵の詳細
- エンディング後のやめどきや天国モード移行の判断基準
- エンディング中に注目すべき設定示唆などの重要ポイント
スマスロ版モンキーターンのエンディング条件
- スマスロ エンディングの主な発生条件
- グランドスラム達成によるエンディング
- 規定枚数到達によるエンディング
- スマスロのエンディング画面が示すもの
- 5のグランドスラム達成で得られる恩恵
スマスロ エンディングの主な発生条件
スマスロとして登場した「LモンキーターンV」におけるエンディングは、プレイヤーにとって最大の目標の一つです。このエンディングへ至るルートは、主に2種類存在します。どちらの条件を満たしても、感動のエンディングと共に大きな恩恵を得るチャンスが訪れます。
まず一つ目は、AT「SGラッシュ」で8セット継続し、グランドスラムを達成した後のレースで敗北することです。これはシリーズの伝統的なエンディング到達パターンと言えます。そして二つ目は、スマスロ特有の「有利区間内での差枚数プラス2,400枚」を達成することです。
このように言うと複雑に聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば「自力で勝ち抜いて到達するエンディング」と「出玉性能によって強制的に到達するエンディング」の2パターンがあると理解すると分かりやすいでしょう。どちらのルートで到達したかによってエンディングの種類は異なりますが、その後に待つ恩恵の大きさは計り知れません。ここでは、これら2つの発生条件について、より深く掘り下げていきます。それぞれの条件を正しく理解することで、AT中のレバーオンにも一層力が入るはずです。
エンディングは2種類
スマスロモンキーターンVのエンディングは、発生条件によって「エンディング①」と「エンディング②」に分かれています。どちらもその後の展開に大きな期待が持てる重要な状態ですが、突入契機が異なる点を覚えておきましょう。
グランドスラム達成によるエンディング
スマスロモンキーターンVにおける一つ目のエンディングは、AT「SGラッシュ」でシナリオを8セット全て継続させ、グランドスラムを達成した後のレースで敗北した際に突入します。これは「エンディング①」と呼ばれ、プレイヤーのヒキと戦略が実を結んだ証と言えるでしょう。
グランドスラムを達成すると、ATは「エキシビションレース」という特殊な状態に移行します。このレースは、ATのゲーム数が0になった後の継続を賭けたSGレースとは異なり、純粋なエンディングへの移行をかけた特別なレースです。ここで継続抽選に漏れる(敗北する)と、晴れてエンディング①がスタートします。
このエンディングは、ゲーム数で管理されています。継続ゲーム数は32ゲームとなっており、感動的なストーリーが展開される中で、枚数を獲得し続けることができます。重要なのは、このエンディングが自力での連チャンによってもたらされたという点です。シナリオ管理型のATであるモンキーターンにおいて、厳しい継続レースを勝ち抜いた末にたどり着くこのエンディングは、まさにプレイヤーへのご褒美と言えます。もちろん、ただストーリーを見るだけでなく、このエンディング中にも設定示唆などの重要な役割が隠されています。
エキシビションレースとは?
グランドスラムを達成した時点でATの継続は確定しており、その後のレースは「エキシビションレース」として展開されます。このレースに敗北することでエンディングへ移行するため、ある意味では「負けることが目的」となる特殊な状態です。もちろん、このレースに勝利してATが継続する可能性もゼロではありませんが、多くの場合はエンディングへと繋がります。
規定枚数到達によるエンディング
もう一つのエンディング到達条件は、スマスロならではの機能である「差枚数管理」に関連しています。具体的には、有利区間開始から差枚数でプラス2,400枚に到達した時点でATが終了し、「エンディング②」が発生します。
これは、いわゆる「コンプリート機能」とは異なり、有利区間内での出玉上限に達したことによるエンディングです。例えば、AT開始までに500枚のマイナスだった場合、ATで2,900枚を獲得した時点(-500枚 + 2,900枚 = +2,400枚)でエンディングに突入します。逆に、プラスの状態からATが始まった場合は、その時点からの差枚で2,400枚に到達する必要があります。
この「エンディング②」は、グランドスラム達成とは関係なく、AT中の上乗せ性能が噛み合った結果、一撃で大量出玉を獲得した際に発生します。継続ゲーム数は固定されておらず、差枚数で2,400枚に到達するまで継続します。そのため、エンディング突入後もギリギリまで枚数を上乗せできる可能性があります。
言ってしまえば、出玉性能によって強制的に訪れるエンディングですが、その恩恵は絶大です。この差枚数でのエンディング到達は、スマスロモンキーターンVで「万枚」を目指す上での重要なトリガーとなります。
差枚数の計算に注意
エンディング②の条件である「差枚数」は、同一有利区間内での計算となります。台のデータカウンターに表示される「獲得枚数」とは異なる場合があるため注意が必要です。特に、朝イチ以外の台で遊技する際は、それまでの差枚数がマイナスであるほど、エンディングまでのハードルは低くなります。
スマスロのエンディング画面が示すもの
スマスロモンキーターンVのエンディング中は、感動的なストーリーが流れるだけでなく、プレイヤーにとって非常に重要な役割を持っています。それは、設定示唆です。エンディング中に特定の条件を満たすことで、設定を示唆するボイスが発生することがあります。
具体的な発生条件は、エンディング中にレア役(弱チェリー、ボート、強チェリー、強チャンス目)が成立した際に、サブ液晶をタッチすることです。タッチすることでキャラクターのボイスが発生し、その内容によって設定が示唆されます。
例えば、「波多野、おめでとう!」といったデフォルトの祝福ボイスだけでなく、「おつかれ、まだまだこれからだぜ!」のような、次を示唆するようなボイスや、登場するキャラクターによっては高設定が濃厚となるパターンも存在します。エンディングに到達して安堵する気持ちも分かりますが、レア役を引いた際は必ずサブ液晶をタッチすることを忘れないようにしましょう。この一手間が、その後の遊技を続けるかどうかの重要な判断材料になります。
ボイス内容 | 示唆内容 |
---|---|
波多野「これが俺の走りだー!」 | 基本パターン |
青島「やったね、波多野!」 | 基本パターン |
ありさ「おめでとう!この調子で頑張って!」 | 高設定示唆(弱) |
澄「おめでとう、波多野君」 | 高設定示唆(弱) |
蒲生「見事だ、波多野」 | 設定2以上濃厚 |
浜岡「やるじゃねぇか、波多野」 | 設定4以上濃厚 |
榎木「お前の勝ちだ、波多野」 | 設定5以上濃厚 |
青島SG(特殊ボイス) | 設定6濃厚 |
※上記は一般的な情報であり、解析情報によって内容が変更となる可能性があります。最新の情報は公式サイトや専門サイトをご確認ください。
5のグランドスラム達成で得られる恩恵
スマスロモンキーターンV(5)でグランドスラムを達成、もしくは規定枚数に到達してエンディングを迎えた後には、最大の恩恵が待っています。エンディング終了後は、必ず「青島VS波多野」という特殊なレースに突入します。
これは、AT引き戻しゾーンのような位置づけですが、その恩恵は通常の引き戻しとは比較になりません。このレースで波多野が勝利することで、上位AT「青島SG」への突入が確定します。この青島SGこそが、スマスロモンキーターンVにおける最強の出玉トリガーです。
青島SGは、純増枚数が約4.0枚/Gにアップし、さらに高継続率でループするという破格の性能を誇ります。一度突入すれば、エンディングループ、ひいては万枚達成も現実的な目標となります。つまり、エンディングに到達することは、この「青島SG」への挑戦権を得ることに他なりません。
「青島VS波多野」の勝利期待度は一律ではありませんが、エンディングに到達した時点で、すでに大きなアドバンテージを得ている状態です。この究極のレースを制し、青島優出、そしてSG制覇を目指すのが、エンディング後の最大の楽しみと言えるでしょう。
モンキーターン4のエンディング条件と共通事項
- 4のグランドスラム達成がもたらす恩恵
- 4のグランドスラム後は天国モードか
- 4で完走した後の特別な恩恵
- シリーズ共通のエンディング中の恩恵
- エンディング後の最適なやめどき
4のグランドスラム達成がもたらす恩恵
6号機として登場した「パチスロ モンキーターンⅣ」においても、グランドスラムは大きな目標です。モンキーターン4におけるグランドスラムは、スマスロ版とは少し恩恵の性質が異なります。
モンキーターン4でグランドスラムを達成した場合、その時点でATの残りゲーム数が100G以上に書き換えられるという強力な恩恵があります。言ってしまえば、大量のゲーム数上乗せを獲得できるということです。ただし、スマスロのようにエンディングや完走が確定するわけではありません。
しかし、100G以上のゲーム数を獲得できるということは、その後の展開を非常に有利に進められることを意味します。この100Gの間にさらなるゲーム数上乗せやセット数ストックを抽選し、2,400枚の有利区間完走を目指す足がかりとなります。つまり、モンキーターン4におけるグランドスラムは、「完走への挑戦権を大幅に優遇する権利」と捉えるのが適切です。
もちろん、グランドスラムを達成した時点で内部的にATレベルが優遇されている可能性もあり、その後の継続率にも良い影響を与えると考えられます。直接的なエンディング確定ではありませんが、プレイヤーの興奮を最高潮に高める、非常に価値のある達成事項であることに変わりはありません。
4のグランドスラム後は天国モードか
モンキーターン4でグランドスラムを達成した、あるいは完走してATが終了した後、「次は天国モードに期待できるのか?」という点は多くのプレイヤーが気になるところでしょう。
結論から言うと、グランドスラム達成や完走が、次回の天国モード(111G以内のAT当選)を直接的に確定させるわけではありません。しかし、AT終了後の挙動に注目することで、天国モードの期待度を推測することが可能です。
重要なのは、AT終了画面で表示されるヘルメットのロゴです。通常は「モンキーターン」のロゴが表示されますが、ここで特殊なロゴが出現すればチャンスとなります。
ヘルメットロゴの示唆内容
- ロゴ+キラキラエフェクト:引き戻し or 天国モードの期待度アップ
- Vロゴ:天国モード滞在が濃厚
特に、Vの文字が描かれた「Vロゴ」が出現した場合は、天国モード滞在が濃厚となりますので、1周期目(111G+α)まで続行するのがセオリーです。グランドスラムを達成したからといって必ずしも天国へ行くわけではありませんが、AT終了後の示唆を見逃さないことが、次のチャンスを掴むための鍵となります。逆に言えば、キラキラエフェクトやVロゴが出現しなかった場合は、天国モードの可能性は低いと判断し、ヤメ時を検討する材料になります。
4で完走した後の特別な恩恵
モンキーターン4でAT「SGラッシュ」を継続させ、有利区間上限である2,400枚を獲得すると、特別なエンディング(完走)が発生します。この完走エンディング中には、プレイヤーにとって嬉しい特別な恩恵が用意されています。
その恩恵とは、エンディング中のレア役成立時に「SGメダル」の獲得抽選が行われることです。このSGメダルは、AT終了後に獲得でき、次回のAT初当たり時に恩恵をもたらすアイテムです。
SGメダルの色によって恩恵は異なり、一般的には以下のような序列があるとされています。
メダルの色 | 示唆される恩恵 |
---|---|
銅メダル | シナリオ優遇(弱) |
銀メダル | シナリオ優遇(中) |
金メダル | 高継続シナリオ濃厚 |
虹メダル | グランドスラム濃厚シナリオなど、最強クラスの恩恵 |
エンディング中にレア役を引けば引くほど、このSGメダルの出現率がアップします。完走して満足するだけでなく、エンディング中のレバーオンにも力が入る仕様となっています。もし金メダルや虹メダルを獲得できたなら、次回のATも大きな期待を持って遊技を再開できるでしょう。これが、モンキーターン4における完走後の大きな楽しみの一つです。
シリーズ共通のエンディング中の恩恵
ここまでスマスロ版とモンキーターン4、それぞれのエンディングについて解説してきましたが、シリーズを通して共通しているエンディング中の恩恵もあります。
まず、大前提としてエンディング中は出玉を獲得し続けられるAT状態であるということです。機種によってゲーム数管理や枚数管理の違いはありますが、エンディングに到達したからといって出玉の増加がストップするわけではありません。むしろ、感動的なストーリーを楽しみながら、安定して出玉を増やせる至福の時間と言えます。
そしてもう一つは、設定示唆などの特殊な情報が得られる可能性があるという点です。前述の通り、スマスロ版ではサブ液晶タッチによるボイス、モンキーターン4ではAT終了時のヘルメットロゴなど、形は違えど何かしらの示唆が行われることが多くなっています。これは、エンディングに到達するほどの出玉を出したプレイヤーへのサービスであり、今後の立ち回りを決める上での重要なヒントとなります。
このように考えると、エンディングは単なる「終わりの始まり」ではなく、「次の展開への期待感を高めるための重要なインターバル」と捉えることができます。シリーズを通して、この基本的な役割は変わらないと言えるでしょう。
エンディング後の最適なやめどき
エンディングに到達した後、いつ遊技をやめるべきか、いわゆる「やめどき」は非常に重要です。機種ごとの特性を理解し、最適な判断を下すことで、得られた出玉を無駄にすることなく立ち回れます。
まず、スマスロモンキーターンVの場合、エンディング後は必ず「青島VS波多野」に突入します。この結果を見ずしてやめる選択肢はありません。ここで勝利すれば上位AT「青島SG」に突入するため、必ずこのレースの決着がつくまでは続行してください。もし敗北した場合は、有利区間がリセットされ、1周期目からスタートとなります。ここで即ヤメするか、1周期目の様子を見るかは、それまでの挙動や設定示唆の内容を考慮して判断します。
一方、モンキーターン4の場合は、AT終了後のヘルメットロゴが最重要の判断材料です。
モンキーターン4のヤメ時判断
- Vロゴ出現:天国モード濃厚のため、1周期目(111G+α)まで必ず続行。
- ロゴ+キラキラ:引き戻しや天国の可能性があるため、1周期目まで様子見を推奨。
- 通常ロゴ:天国モードの可能性が低いため、即ヤメを検討しても良い場面。ただし、ゲーム数カウンターが緑や赤など、モードを示唆している場合はその限りではありません。
いずれの機種にしても、エンディング後は即ヤメせず、必ず何らかの示唆を確認してから判断することが鉄則です。せっかく掴んだ大きなチャンスを、知識不足で手放すことがないように注意しましょう。
まとめ:モンキーターンのエンディング条件
この記事では、パチスロ「モンキーターン」シリーズにおけるエンディングの条件や恩恵、そしてその後の立ち回りについて解説しました。最後に、本記事の重要なポイントをまとめます。
- スマスロモンキーターンVのエンディング条件は主に2種類
- 一つはグランドスラム達成後のレースで敗北すること
- もう一つは有利区間内での差枚数がプラス2400枚に到達すること
- スマスロのエンディング後は上位ATをかけた「青島VS波多野」に突入
- エンディング中のレア役成立時、サブ液晶タッチで設定示唆ボイスが発生する
- モンキーターン4のグランドスラムはエンディング確定ではない
- 4のグランドスラムはATゲーム数100G以上の上乗せという恩恵がある
- 4の完走エンディング中はレア役でSGメダルの獲得抽選を行う
- SGメダルは次回のATを有利に進めるアイテム
- 4のAT終了後はヘルメットのロゴでモードを示唆
- ヘルメットにVロゴが出現すれば天国モード滞在が濃厚
- エンディング後のやめどきは機種ごとの特性を理解することが重要
- スマスロはやめどきを「青島VS波多野」の結果を見てから判断する
- 4はやめどきをヘルメットロゴを確認してから判断する
- エンディングは出玉獲得だけでなく次への重要な示唆が得られる区間である