「モンキーターンの1周期狙い」は、多くのプレイヤーが実践する人気の立ち回りですが、「本当に勝てるのか?」「具体的な期待値はどれくらいなのか?」と疑問に思っている方も少なくないでしょう。
ただ闇雲に1周期目だけを狙っていても、思うような結果に繋がらないこともあります。
この記事では、モンキーターンの1周期狙いという非常に有効な戦略を最大限に活かすため、1周期狙いの期待値の詳細な分析はもちろん、周期狙い全体の基本的な考え方、そして見逃せない6周期の恩恵についても網羅的に解説します。
さらに、一周期は何ゲーム程度で消化できるのか、現在の周期確認をどのように行うか、勝敗を大きく左右する内部モードの見極め方、そして天国狙いの期待値や具体的な天国のゲーム数といった、実践で即座に役立つ情報を凝縮してお届けします。
この記事を最後まで読めば、あなたの立ち回りはより戦略的で、根拠のあるものへと進化するはずです。
記事のポイント
- モンキーターン1周期狙いの具体的な手順
- 各モードの特徴と示唆演出の見抜き方
- 期待値に基づいた最適なやめどき
- 天国狙いや周期狙いの応用的な立ち回り
モンキーターンの1周期狙いを徹底解説
- 周期狙いの基本的な立ち回り
- 内部モードの種類と特徴まとめ
- 現在の周期確認はどうやる?
- 結局一周期は何ゲームかかるのか
- 最も重要な1周期狙いの期待値
周期狙いの基本的な立ち回り
モンキーターンにおける「周期狙い」とは、AT(SGラッシュ)当選のチャンスが訪れる特定の周期を狙って打ち始める立ち回りのことです。本作は、規定ゲーム数消化ではなく、「周期システム」によってAT抽選が行われています。プレイヤーは液晶右下に表示される「規定コレ数」を集めることで1周期が進行し、周期到達時にATの当否がジャッジされる仕組みです。
特に、1周期目はAT当選期待度が他の周期に比べて高く設定されているため、多くのプレイヤーにとって基本的な狙い目となります。周期狙いの最大のメリットは、投資を抑えながら効率的にAT当選を目指せる点にあります。天井まで延々と打ち続けるのではなく、ATに当選しやすい「オイシイ区間」だけを狙うことで、低リスクでの勝負が可能になります。
ただし、ただ1周期目を狙うだけでは不十分です。後述する内部モードや、AT終了後のヘルメットロゴによる示唆などを複合的に判断することで、周期狙いの精度は格段に向上します。基本的な立ち回りとしては、AT後即やめされた台や、1周期目を消化してやめられた台の状況を確認し、次の狙い目に合致するかどうかを判断することから始まります。
内部モードの種類と特徴まとめ
モンキーターンの立ち回りにおいて、内部モードの理解は不可欠です。モードによって天井となる周期数や、ATに当選しやすい周期が異なるため、現在の台がどのモードに滞在しているかを推測することが勝率アップの鍵となります。主なモードは「通常A」「通常B」「引き戻し」「天国」の4種類です。
それぞれのモードの特徴を以下の表にまとめました。特に、天国モードであれば1周期目でのAT当選が濃厚となるため、モード示唆演出は見逃せません。
モード | 天井周期 | 特徴 | AT当選しやすい周期 |
---|---|---|---|
通常A | 6周期 | 最も滞在しやすい基本のモード。 | 1, 3, 5周期 |
通常B | 6周期 | 通常Aより優遇されており、AT当選で50%以上が青島SGへ。 | 2, 4, 6周期 |
引き戻し | 4周期 | AT終了後に移行しやすい。1周期目の期待度が高い。 | 1, 3周期 |
天国 | 1周期 | AT当選濃厚。AT終了後の一部で移行する。 | 1周期 |
モード示唆演出
AT終了画面で出現するヘルメットのロゴは、次回のモードを示唆する重要な要素です。「Vロゴ」が出現すれば天国モード滞在が濃厚となるため、絶対にやめてはいけません。ロゴなしの場合でも、引き戻しモードや通常Bの可能性は残されているため、1周期目は様子を見るのが基本となります。
現在の周期確認はどうやる?
周期の進行状況や現在のコレ数を確認する方法は非常にシンプルです。液晶画面の右下にある「周期カウンター」を見れば、一目で現在の状況を把握できます。
このカウンターには「現在のコレ数 / 規定コレ数」が表示されています。例えば「350 / 666」と表示されていれば、現在の周期の規定コレ数が666コレで、そのうち350コレを集めている状態であることを示します。このコレ数が規定数に到達すると、周期到達となりAT抽選が行われます。
また、周期カウンターの背景色(アイキャッチ)にも注目してください。周期開始時に表示されるアイキャッチの色は、その周期でのAT当選期待度を示唆しています。青 < 黄 < 緑 < 赤 < 虹の順に期待度が高くなり、虹色であればその周期でのAT当選が濃厚となります。1周期目を狙う際はもちろん、他の周期を狙う際にもこのアイキャッチの色は重要な判断材料となるでしょう。
結局一周期は何ゲームかかるのか
「1周期を消化するのに、一体何ゲームくらいかかるのか?」というのは、時間効率や投資金額を考える上で非常に重要なポイントです。モンキーターンでは、1Gあたり平均で約7.5コレを獲得できる設計になっています。
1周期の規定コレ数は、モードや設定によって変動しますが、おおむね333コレ~666コレの範囲で選択されることが多いです。仮に規定コレ数が666コレだった場合、単純計算で約88ゲーム(666 ÷ 7.5)で1周期が終了することになります。
しかし、これはあくまで平均値です。実際には、レア役成立時や特化ゾーン「優出モード」への突入によってコレ数の獲得効率は大きく変動します。
コレ獲得特化ゾーン「優出モード」
優出モードに突入すると、毎ゲームでコレを上乗せするため、周期到達までのゲーム数を大幅に短縮できます。優出モード中はレア役で大量上乗せのチャンスとなり、展開次第ではわずか数十ゲームで周期に到達することも珍しくありません。このため、「一周期=約90G」というのは、あくまで目安として捉えておくのが良いでしょう。
最も重要な1周期狙いの期待値
さて、最も気になる「1周期狙いの期待値」についてです。結論から言うと、AT終了後(0G)から打ち始めた場合の1周期狙いの期待値はプラスになると言われています。これは、1周期目が他の周期に比べてAT当選率が優遇されていることに加え、天国モードの可能性も含まれているためです。
具体的な期待値の数値は、様々な解析サイトで公表されていますが、状況によって変動するため一概には言えません。しかし、一般的には「0Gから打ち始めて1周期目をフォローし、AT非当選後に即やめ」という立ち回りで、プラスの期待値が見込めるとされています。
期待値に関する注意点
期待値がプラスだからといって、必ず勝てるわけではないことを理解しておく必要があります。期待値は、あくまで同じ状況で何度も試行を繰り返した場合に収束する平均値です。短期的な実践では、運の要素も大きく絡むため、連続でATに当選しないことも十分にあり得ます。重要なのは、期待値のある行動を根気強く続けることです。また、ヘルメットロゴの示唆など、より高い期待値が見込める状況を見極めることが、勝率を安定させる上で極めて重要になります。
モンキーターンの1周期狙いと他の狙い目
- 天国のゲーム数はどこまで?
- 天国狙いの期待値と狙い方
- 知っておくべき6周期の恩恵
- 1周期狙い後の最適なやめどき
- 勝率を上げるモンキーターンの1周期狙い
天国のゲーム数はどこまで?
天国モードは、プレイヤーにとって最も嬉しいモードです。このモードに滞在している場合、1周期目でのAT当選が濃厚となります。では、その1周期は最大で何ゲームまで続くのでしょうか。
天国モード滞在時の周期到達までのゲーム数は、コレ数の進行具合に依存しますが、ゲーム数での天井も存在します。具体的には、最大で136G+αが天国モードの天井となります。つまり、AT終了後に天国モードへ移行していた場合、どれだけコレのヒキが悪くても、136G付近までにはATに当選するということです。
この知識は、特にAT終了後のやめどきを判断する際に役立ちます。例えば、AT終了画面で天国を示唆する「Vロゴ」が出現した場合は、この136G+αまで打ち切ることが必須となります。
天国狙いの期待値と狙い方
天国モードを直接狙う「天国狙い」は、非常に強力な立ち回りです。天国モードの期待値は言うまでもなく高く、狙える状況であれば積極的に狙っていくべきです。
最も分かりやすい狙い方は、AT終了画面で「Vロゴ」が出現した台を打つことです。これは天国モード滞在が濃厚となるため、期待値の塊と言えます。もし自分で打っていてVロゴが出た場合は、もちろん続行です。もしホールでVロゴが出たまま放置されている台があれば、迷わず確保しましょう。
Vロゴが出ていない場合でも、天国モードの可能性がゼロになるわけではありません。設定変更後や、特定のシナリオでATが終了した後などは、天国モードへの移行が優遇されているという情報もあります。しかし、Vロゴなしで天国を狙うのは推測の域を出ないため、基本的には1周期狙いの一環として天国の可能性をフォローする、というスタンスが現実的です。
知っておくべき6周期の恩恵
1周期狙いだけでなく、周期狙い全体で覚えておきたい非常に強力な恩恵が「6周期目」に存在します。通常モード(A・B)の天井は6周期ですが、この6周期目でATに当選した場合、上位ATである「青島SG」への突入が濃厚となります。
青島SGは、純増が約4.0枚/Gにアップし、継続率も優遇される非常に強力なATです。通常のATとは比較にならないほどの出玉性能を秘めているため、この恩恵は絶大です。
6周期狙いの立ち回り
この恩恵を活かし、5周期目でATに当選せず、かつ持ちメダルや投資に余裕がある場合は、6周期目まで続行するという選択肢も生まれます。特に、ライバルが少ない状況や、5周期目のコレ数がかなり進んでいる状況などでは、青島SGを目指して勝負をかける価値は十分にあると言えるでしょう。ただし、6周期目まで到達するにはそれなりの投資が必要になるため、リスクとリターンを天秤にかけて判断することが重要です。
1周期狙い後の最適なやめどき
1周期狙いを実践する上で、最も判断が難しいのが「やめどき」です。ATに当選すれば問題ありませんが、非当選だった場合にどこまでフォローすべきか、多くの人が悩むポイントでしょう。基本的なやめどきは「1周期目のAT抽選で非当選だった場合、示唆などを確認してやめる」となります。
しかし、即やめする前に必ず確認すべき重要な示唆が存在します。それは、AT終了後と同様に、周期開始時に表示されるヘルメットのロゴです。
1周期終了後、次の周期(2周期目)が始まる際にヘルメットが表示されます。ここで「Vロゴ」が出現すれば、もちろん天国モードの可能性が高まるため続行です。ロゴなしの場合でも、内部的に通常Bに滞在している可能性を考慮する必要があります。通常Bは2周期目もチャンスゾーンとなるため、メダルに余裕があれば2周期目までフォローするのも一つの戦略です。
やめどきの注意点
最も注意すべきなのは、「引き戻しモード」の存在です。引き戻しモードは1周期目が強いため、1周期狙いの対象となりますが、もしAT非当選だった場合、次のチャンスは3周期目となります。2周期目はチャンスゾーンではないため、ここでやめるのがセオリーです。ヘルメットのロゴやセリフ演出などで、モードを正確に見極めることが、無駄な投資を避ける上で非常に大切になります。
勝率を上げるモンキーターンの1周期狙いを総括
最後に、この記事で解説したモンキーターンの1周期狙いで勝率を上げるためのポイントをまとめます。これらの要点を意識して立ち回ることで、より精度の高い周期狙いが可能になるでしょう。
- 1周期狙いは期待値プラスの有効な立ち回り
- AT終了後のヘルメットロゴは必ず確認する
- Vロゴ出現時は天国モード濃厚なので1周期回す
- 周期開始時のアイキャッチの色で期待度を判断する
- 内部モードは通常A・通常B・引き戻し・天国の4種類
- モードによって天井周期とチャンス周期が異なる
- 天国モードの天井は136G+α
- 1周期消化にかかるゲーム数は平均約90G前後
- コレ獲得特化ゾーンの優出モードでゲーム数を短縮できる
- 1周期狙い後はヘルメットロゴを確認してやめどきを判断
- 通常B滞在の可能性がある場合は2周期目も視野に入れる
- 6周期目のAT当選は青島SG濃厚という強力な恩恵がある
- 期待値は長期的な試行で収束する数値を理解する
- 短期的な負けに一喜一憂せず期待値のある行動を続ける
- 常に複数の要素を複合的に判断して立ち回ることが重要